蕎麦遺産

未来の世代に引き継ぐべき「蕎麦」に関するあらゆる情報を調査し、「蕎麦遺産」として登録しています。

九頭龍蕎麦はなれ(新宿区神楽坂)の「お昼のサービスセット」「海老天蕎麦」等

2017年12月31日 | 蕎麦屋(都内)
※「九頭龍蕎麦はなれ」は、2023年2月に閉店しました。

【平成29年12月31日 調査・登録】
 今日は一年の締め括り大晦日です。大晦日といえば「年越しそば」です。「年越しそば」の由来は、「そばのように細く長く達者に暮らせることを願っていただく。」「そばは切れやすいため、一年間の苦労を切り捨てて翌年に持ち越さないように願っていただく。」「金銀細工師が散らかった金粉を集めるために蕎麦粉の団子を使うことから、金が集まるように願っていただく。」など諸説あるようです。
 さて、今年の「年越しそば」はこちらの店「九頭龍蕎麦はなれ」です。神楽坂の毘沙門天善國寺近くにあり、福井の蕎麦粉を使った手打ちそばと福井の地酒や郷土料理を楽しめます。
 《前回のこちらの店の調査・登録:だし巻き玉子・竹田の油揚げと野菜の炊き合わせ・鯵のなめろう・舞茸天蕎麦・越前おろし蕎麦等






店内には福井の工芸品も置いてあり、味からも内観からも福井を体感することができます。


 まずはお酒をいただきましょう。福井県勝山市沢町にある「一本木」の「伝心 雪」です。穏やかな香り、透明感あふれる清々しい味わいがします


 こちらは「お昼のサービスセット」です。まずは「前菜の盛合せ」です。器も盛り付けもお味も上品です


 こちらは「海老と野菜の天婦羅」と「越前おろし蕎麦」です。海老は海老本来の香りや食感が生かされ、実に美味です。そば出汁もおろしも上品です。






 こちらは「海老天蕎麦」です。海老が美味しいのは同様です。そばの汁はお湯のように見えますが、勿論、上品な出汁が効いています






 仕上げは勿論「そば湯」です。


 ごちそうさまでした。料理もそばもとても美味でした。

★九頭龍蕎麦はなれ
 所在:東京新宿区神楽坂5-1-2神楽坂TNヒルズ地下1階
 電話:03-6228-1937
 品代:伝心 雪(グラス)850円(税別)、お昼のサービスセット1,944円、海老天蕎麦1,600円(税別)


これまで調査・登録してきた年越しそば
 《2016年の年越しそば:蕎介のだし巻き玉子・三色・穴子天ぷら蕎麦等
 《2015年の年越しそば:神田錦町更科の天せいろ・にしん蕎麦
 《2014年の年越しそば:中村屋の海老天ぷらそば・せいろ等
 《2013年の年越しそば:九頭龍蕎麦はなれの越前おろし蕎麦等
 《2012年の年越しそば:蕎楽亭もがみのだし巻き玉子・ざる・HOTおろし等
 《2011年の年越しそば:麺処NAKAJIMAのお正月セット
 《2010年の年越しそば:湧水の天ざる・きつね・そばようかん
 《2009年の年越しそば:神田錦町更科のせいろ・あさりかき揚げそば・冷やしミックス(きつね・たぬき)・鳥汁せいろそば
 《2008年の年越しそば:日本橋やぶ久のもり・玉子とじ









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