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福岡のバスのことなど・・

みなもとのよりみち(5)

2010年07月31日 |    ┣ みなもとのよりみち
(つづき)
複乗(復乗?)シリーズの5回目は、福岡県久山町の「東久原」バス停。

蒲田団地」「トリアス久山」とともに、JR九州バス直方線の「複乗トリオ」の一員であり、「トリアス久山」とともに廃止候補に挙げられているバス停でもある。

博多駅~山の神系統のうち一日一往復だけ、県道福岡直方線の「久原」交差点で本線を離れ、「東久原」に立ち寄った後、再び本線に戻るという経路をたどる。
ちなみに、「久原」交差点そばにあるバス停は「久山」であり、両者で「ピント」が異なる(「久原」と「山田」を合わせて「久山」なので、「久原⊂久山」という関係)。

「久原」交差点で、JR九州バスと西鉄バス「27B」(及び「名子~篠栗駅前」の「無番」)のルートが交差しており、西鉄の「久山」と並んで建っているJRのバス停が、東久原経由が停車するバス停である(「団地入口」「高六」「谷口」など、「複乗区間の途中にあるバス停」に相当する)。
なお、「久山(篠栗線用)」と表示があるが、現在JRバスは、篠栗(篠栗駅前)までは運行されていない。

西鉄バスのほうは一時間一本程度運行されており、かつ、JRの「東久原」のすぐ近くに西鉄の「東久原久山療育園前」バス停もあることから、今のご時世からすると「廃止」というのも止むを得ない感はある。
ただ、都心までのルートは全く異なるし、現在の東久原系統のダイヤからして、通勤などで利用されている方も居ると思われ、実際に利用されている方にとっては気の毒な話ではあるのだけど。
(つづく)
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