(つづき)
10月16日にダイヤ改正である。
どの程度の規模で行われるのか?などは現段階では全く把握していないのだが、とりあえずわかるところから。
・「新宮急行」の経路変更
現在の「新宮緑ケ浜~夜臼~大蔵~高美台~平山~産大南口~(香椎東ランプ)都市高速(呉服町ランプ)~蔵本~天神~大濠公園」というルートから、「新宮緑ケ浜→夜臼→大蔵→高美台→平山→産大南口→(香椎東ランプ)都市高速(天神北ランプ)→天神→蔵本→(呉服町ランプ)都市高速(香椎東ランプ)→産大南口→…→新宮緑ケ浜」という、都心部内をループする方式に変更となる。
今年の6月に、天神から先の「大濠公園」まで行く便が大増便されたのだが、わずか4ヶ月弱で「大濠公園行き」はゼロとなる。
「230番」から「新宮急行」に衣替えして以来、最大の変更という感じだが、ほぼ毎日「新宮急行」を利用している私にとっては、正直かなり利便性が低下してしまう…。
ただ、大多数の利用者が乗降する「天神」をメインに考えれば、利便性が向上する人のほうが多そうなので、あまり一人が不満を言っても仕方ないのかもしれないけど。
また、「平山→東部青果市場→産大南口→天神」の区間については、「赤間急行」との差別化という点からも、「伸びしろ」はありそうである。
2006年春に、香椎浜地区から平日朝の数便のみの「直行」としてスタートした「天神北ランプを利用した東部地区からの循環路線」、当初、「平日の朝だけでなく、日中や休日に拡大する可能性もあるかもしれない」と書いていたのだが、「日中や休日」どころか、他路線にも拡大し、現在では「定番」のひとつにまで成長している。
「天神に速く着く」という利便性向上以上に、都心部における折り返し時間の節約と折り返し場の混雑緩和という意味合いも大きいと思われるが、天神北ランプが渋滞すると、郊外向けの便が大幅に遅れるというリスクを抱えており、それが「天神から速く帰れない」という利便性低下につながる可能性があることも現実である(といいながら、今後、「370番」「390番」などが都心部ループ方式に回帰する予感もするのだが)。
・「4-1番」の廃止
「照葉小中学校~香椎浜営業所~御幸町~千早~名島~貝塚~千鳥橋~石堂大橋~蔵本~天神~大濠公園~地行~国立医療センター~福岡タワー南口」を運行する「4-1番」が廃止である。
「4-1番」はもともと、上記ルートのうち「香椎浜営業所~福岡タワー南口」間を走る「4番」としてスタートし、しばらくして「照葉小中学校前(当初は「アイランドシティ」)」まで延びた。
「4番」にはその後、2007年3月に土井営業所を発着する便ができ、それからしばらく経った2008年春の改正で、香椎浜・アイランドシティ系統が「4-1番」(土井営業所系統は「4番」)となり、分家に本家が乗っ取られるようなカタチとなっていたのだが、今回そのもともとの「本家」が廃止である。
同じように「69-1番」なんかも、そんな運命を辿りそうな予感も少しする。
なお、「4番」「4-1番」については、都心向けの便が合流する名島を過ぎても「4-1番」の枝番が取れないことが最近の時流に合わないと指摘していたが、今回の廃止でその指摘の意味もなくなった。
「4-1番」は、アイランドシティ地区から香椎の市街地(といってもセピア通り、香椎駅、香椎参道までは行かず「御幸町」にギリギリ停まるだけですが)へ行くことのできる唯一の路線でもあった。
今後、代替路線ができるのかなどは不明なのだが、この路線の廃止には、「千早駅~照葉」のシャトルバスを取り巻く「思惑」と同じようなものを感じてしまう…。
(つづく)
10月16日にダイヤ改正である。
どの程度の規模で行われるのか?などは現段階では全く把握していないのだが、とりあえずわかるところから。
・「新宮急行」の経路変更
現在の「新宮緑ケ浜~夜臼~大蔵~高美台~平山~産大南口~(香椎東ランプ)都市高速(呉服町ランプ)~蔵本~天神~大濠公園」というルートから、「新宮緑ケ浜→夜臼→大蔵→高美台→平山→産大南口→(香椎東ランプ)都市高速(天神北ランプ)→天神→蔵本→(呉服町ランプ)都市高速(香椎東ランプ)→産大南口→…→新宮緑ケ浜」という、都心部内をループする方式に変更となる。
今年の6月に、天神から先の「大濠公園」まで行く便が大増便されたのだが、わずか4ヶ月弱で「大濠公園行き」はゼロとなる。
「230番」から「新宮急行」に衣替えして以来、最大の変更という感じだが、ほぼ毎日「新宮急行」を利用している私にとっては、正直かなり利便性が低下してしまう…。
ただ、大多数の利用者が乗降する「天神」をメインに考えれば、利便性が向上する人のほうが多そうなので、あまり一人が不満を言っても仕方ないのかもしれないけど。
また、「平山→東部青果市場→産大南口→天神」の区間については、「赤間急行」との差別化という点からも、「伸びしろ」はありそうである。
2006年春に、香椎浜地区から平日朝の数便のみの「直行」としてスタートした「天神北ランプを利用した東部地区からの循環路線」、当初、「平日の朝だけでなく、日中や休日に拡大する可能性もあるかもしれない」と書いていたのだが、「日中や休日」どころか、他路線にも拡大し、現在では「定番」のひとつにまで成長している。
「天神に速く着く」という利便性向上以上に、都心部における折り返し時間の節約と折り返し場の混雑緩和という意味合いも大きいと思われるが、天神北ランプが渋滞すると、郊外向けの便が大幅に遅れるというリスクを抱えており、それが「天神から速く帰れない」という利便性低下につながる可能性があることも現実である(といいながら、今後、「370番」「390番」などが都心部ループ方式に回帰する予感もするのだが)。
・「4-1番」の廃止
「照葉小中学校~香椎浜営業所~御幸町~千早~名島~貝塚~千鳥橋~石堂大橋~蔵本~天神~大濠公園~地行~国立医療センター~福岡タワー南口」を運行する「4-1番」が廃止である。
「4-1番」はもともと、上記ルートのうち「香椎浜営業所~福岡タワー南口」間を走る「4番」としてスタートし、しばらくして「照葉小中学校前(当初は「アイランドシティ」)」まで延びた。
「4番」にはその後、2007年3月に土井営業所を発着する便ができ、それからしばらく経った2008年春の改正で、香椎浜・アイランドシティ系統が「4-1番」(土井営業所系統は「4番」)となり、分家に本家が乗っ取られるようなカタチとなっていたのだが、今回そのもともとの「本家」が廃止である。
同じように「69-1番」なんかも、そんな運命を辿りそうな予感も少しする。
なお、「4番」「4-1番」については、都心向けの便が合流する名島を過ぎても「4-1番」の枝番が取れないことが最近の時流に合わないと指摘していたが、今回の廃止でその指摘の意味もなくなった。
「4-1番」は、アイランドシティ地区から香椎の市街地(といってもセピア通り、香椎駅、香椎参道までは行かず「御幸町」にギリギリ停まるだけですが)へ行くことのできる唯一の路線でもあった。
今後、代替路線ができるのかなどは不明なのだが、この路線の廃止には、「千早駅~照葉」のシャトルバスを取り巻く「思惑」と同じようなものを感じてしまう…。
(つづく)