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福岡のバスのことなど・・

2016年3月26日ダイヤ改正(3)

2016年03月14日 |   ┣ ダイヤ改正2016
(つづき)

・「310番」の大濠公園~福岡タワー間廃止

百道浜を通る300番台なのに都市高速を通らない”とか、“当初は蔵本→福岡タワーは「4番」で運行する予定だったが、「4番」が明治通り経由に変更となったためそれができなくなった”とか、存在感のわりに話題が多かった「310番」のタワー行きだが、登場から4年で結局廃止に。

なお「4番」は、現在は再び昭和通り経由に戻っています。

・「A」から「AIRPORT BUS」に、ほか


天神~博多駅~福岡空港国際線ターミナル」を運行する「A」は、「A」の表記をやめ、「AIRPORT BUS」という表記になる。

空港に向かう局面では別に「AIRPORT BUS」でよいと思うのだが、反対方向では、一旦空港を出てしまうと、「AIRPORT BUS」を敢えて掲げるのもいかがのものかという気も。


現在のような、空港の意味を含んだ記号(A)でとどめておいたほうがよかったのではないか、とも思う。

ただ、このタイミングでの変更の背景には、例えば、6月から運行予定の「連接バス」で、外回りを「A」、内回りを「B」とするような計画があったりするのかもしれない。

また、都心側の起終点が、現在の「天神コア前発、天神北終点」から、「天神高速バスターミナル構内発着」に変更となる。
ということは、天神高速バスターミナル内から乗って渡辺通一丁目で降りたりとか、瑞穂で乗って天神高速バスターミナル内で降りたりとか、そういうこともできるようになる。


天神コア前には、国際線ターミナル行きはやってこなくなる。

さらに、現行よりも停車停留所を絞った「快速」が日中に運行される。
「快速」は、博多駅筑紫口~国際線ターミナル間の停車停留所が、瑞穂と山王一丁目だけとなる。

ただ、「快速」ではない便も、これまで通り、天神~博多駅間では、渡辺通一丁目と駅前四丁目のみの停車であり、現系統が既に「普通」(各停)ではないのだから、それより速い系統は、これこそ「特別快速」とか「急行」ではないかという気も。
昨年、「急行A」が停車停留所は変わらないまま「A」となったことを踏まえると、なんだかよくわからない変遷を辿っている。

・「九大急行」は「急行K」に


一方で、「博多駅~天神~都市高速~九大伊都キャンパス」の「九大急行」には「K」という“行先番号”が新たに付く(福重ランプ経由も、今宿ランプ経由も、どちらも「急行K」のよう)。


「急行」表記をやめる流れで「K」が出てきたのかと思いきや、依然「急行」表記は残るみたいだ。

「K」は、国体道路を通る幹線バスで用いられる可能性を考えていたのだが、「」に続く新たな幹線バス登場の芽は、これでなくなった感じでしょうか。

一方で、「新宮急行」は「新宮急行」のまま変わらず。
快速39番」も特に変更ないもよう。
(つづく)
コメント
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