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福岡のバスのことなど・・

2017年3月25日ダイヤ改正(3)

2017年03月12日 |   ┣ ダイヤ改正2017
(つづき)
情報発信の手段が多様化し、こうやってダイヤ改正の話題をブログに書くことに意味があるのか?という気もしていて、今年が最後かな?とも考えるのですが、3月25日改正の情報が公式にも出たので、とりあえず続けます(笑)。

まずは補足から。

西鉄大橋駅~福岡空港国際線」の約半分は、那珂川営業所発着で運行される。

また、香椎花園南口に乗り入れる「22N」は、藤崎を発着するものも数便設定され、また、香椎花園→天神方面へは、天神北ランプ経由の「22T」も設定されるもよう(25日より前は、臨時便としての運行のようです)。

外環2番」の桧原営業所~長住六丁目間は、自動車免許試験場経由ではなく松本池経由で運行される。
2-9番」との重複区間では、能古渡船場行きが「賀茂駅南」、桧原営業所行きが「賀茂駅北」に停車するという、「折尾」と「折尾一丁目」のような状態に。
もし「外環2番」が「2-9番」よりも先に走っていたら、こういうことは起こらなかっただろう。

本題に入る前に、細かい話題をいくつか。

「市役所北口・アクロス福岡前」は「アクロス福岡・水鏡天満宮前」に改称とのこと。

“福岡市役所に近いバス停は他にもたくさんあるのだから、明治通り沿道の再開発進展が期待されていることを考えたら、「市役所北口・アクロス福岡前」ではなく“天神”の名を入れて「天神東・アクロス福岡前」とかにしたほうがいいのでは?”

ということをこれまで書いてきたが、「天神」ではなく、「天神」の由来という変化球(むしろ直球?)で来ました。

「千鳥橋72」行きは廃止となるもよう。

地元「沖田」の都心方面行きの乗り場は廃止に。


・「61番」に若久団地第三行き新設

「若久団地」については、約9年前の記事で、

“「団地」と名が付いているものの、バス停は団地西端の入口付近に位置しており、実際にはここから南東方向に直線距離で500m以上にわたって「団地」が広がっている(しかも上り坂)。
団地の奥のほうまでバスが乗り入れたら、団地の住民だけでなく、狭隘な道路が入り組みバス空白地帯となっている南大橋地区などの利便性も向上しそうである”


と書いていた。

団地も建て替わり、道路も再整備されたので、現行の「若久団地」から奥に乗り入れ、「若久団地第一」「若久団地第二」「若久団地第三」の3つのバス停が新設。
現行の「若久団地」が「若久団地第一」で、新設される3つは第二から第四じゃダメなんですかね??とも思ったが、新規乗り入れ部分を廃止する際には、「若久団地」は「若久団地」のままのほうがいいのかな、とちょっと寂しい意図が見えたりもする。 


バスカットも1年以上前から存在しているが、団地内をどう回ることになるのでしょうか。


反対側に抜けて、南大橋地区から大橋駅方面へ、という流れは今回はできなかったが、それでも、若久団地の外でも、バス停までの距離が近くなって利便性が高まる方は一定数居ると思われる。


・「66番」が国立福岡病院乗り入れ

南区屋形原の福岡病院に、博多駅から百年橋、野間四角を通ってやってくる「66番」が新たに乗り入れ。
冒頭の画像は、バスが乗り入れることになると思われる玄関付近。

 
この付近は、本業の調査でもよく訪れる場所なので、バス乗り入れの話はずいぶん前から聞いていた。

西鉄のサイトでは「国立福岡病院」というバス停が新設されることになっているが、厳密には現在は国立ではないので、そのへんは大丈夫なのでしょうか。
昔からバスが乗り入れていて、バス停が改称されないまま今も「国立病院」が残っているようなケースは許容されるとしても、今回は新たに命名するわけなので。

まあ、「国立病院機構福岡病院」だし、一般的な認識は「国立病院」なので、特に問題はないのかもしれません。

別の見方をすると、「66番」と重複区間が多い「64番」や「6番」の「福大病院行き」との誤乗を防ぐ意味で、敢えて「国立」を残したという解釈もできるのかも。
室住団地」との誤認を防ぐ意味の「むろみ団地」のように、「ふくおか病院」などと表示しても、逆にどこの病院かわからなくなりそうだし。

それにしても、「徳洲会病院」「青洲会病院」「こども病院」「歯科大病院」…など、ここ数年で病院乗り入れが格段に増えています。


さらに先、やよい坂方面につながる道路も、乗り入れ検討の価値はありそう。
(つづく)
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