(つづき)
古賀市内線「4番」が3月末で廃止に。
「4番」は、もともと「136番」だった路線。
当初は「古賀駅~古賀新町~市役所前(現在の市役所北)~国立病院(現在の福岡東医療センター)~格納庫前~原町団地~牟田」で運行していた。
地元からの原町団地へのバス乗り入れ要望を当初は断っていた西鉄が、同じく要望を受けたJR九州バスが団地乗り入れを開始した(福間駅~粟島神社の循環)のを受けて慌てて乗り入れを始めたものの、JR九州バスよりも先に早々に撤退したという、ある意味、曰く付きの歴史を持つ路線。
当時は、「136番」だけでなく、別のルートで原町団地に乗り入れる「133番」や「134番」なども走っていたと思う。
通常のこもの線よりも小さなサイズのバスが走っていて、私も何度も乗ったことは覚えているのだが、特に何か記録したりする習慣もなかったので、細かいルートとかを思い出せないことが悔やまれる。
現在は原町団地ではなく、舞の里までの運行。
古賀駅前からの、
3月までの本数と、
4月からの本数。
こもの行きは、青柳四角経由の「1番」、筵内経由の「2番」ともに減便で、舞の里行きの「3番」は若干の増。
LEDが見えませんが、古賀駅東口の「4番」。
東口に乗り入れる「4番」は、「6番」としてグリーンパークからやってきたものなので、廃止にはなりません(4月以降は全区間「6番」で運行)。
廃止になるのは、西口を発着するもともとのルートのみ。
グリーンパークとの直通運行の便でも、「4番」の目的である市役所への足は確保できるし、5年半前に古賀新町経由が日吉一丁目経由になり駅の反対側まで行くことがさらに遠回りになったこともあって、「4番」のオリジナルルートの存在価値が低下していたのは確か。
「古賀橋(第一)」は、一本の標柱に両方向の時刻表。
「2番」の古賀駅行きは標柱の立っている側、「6番」の古賀駅東口行きは道路の反対側に停車、というのが直感的にはわかりにくいです。
ここから古賀駅の西口に行く便が若干減ることになるが、利便性低下は限定的なのかも。
最近、古賀市のバス停の上部に、装飾がなされていたのは、改正の前触れだったのでしょうか??
でも、現在よりも少ない便数で、利便性を向上させる方法はいくつかありそうなのに(この記事やこの記事も参照)、現状ルートのままで便数が減っていくのはとても残念。
(つづく)