9月23日のダイヤ改正は、“JR九州在来線のダイヤ改正に伴う接続時分の見直し”がメインとのことだが、そんな中、
“東部向き(篠栗・宇美行き以外)の系統は全系統「天神三丁目」を通過、「舞鶴一丁目」の次は「天神中央郵便局」に停車”
という文言が目を惹いた。
この路線が全て通過するようになるわけで、かなりのボリューム。
この先の天神橋口交差点で、信号が青なのに左折車両が居てバスがなかなか前に進めないという状況は緩和されるだろうから、遅れやイライラは解消されそうだが、バス停前のコンビニや明太子屋さんや歯医者さんなどの売上には少なからぬ影響があるかもしれません。
「天神三丁目」東行き乗り場は、こっちのバステラスだけになるのでしょうか。
近年、天神地区のバスの停車乗り場のスリム化が段階的に行われてきており、思いつくまま挙げてみると、
・昭和通り西行きで、大濠公園行きが「天神四丁目」を通過、天神三丁目行きが「天神中央郵便局前」を通過
・「天神一丁目」西行きに、渡辺通四丁目交差点を右折する系統が通過
・「天神一丁目」東行きに、渡辺通四丁目交差点を左折して国体道路に合流する系統が通過
・「天神北」北行きに、天神北交差点を右折する系統が通過
・「天神四丁目」東行きに、蔵本交差点を右折する路線と「310番」が通過
・「天神南」北行きに、那の津四丁目行き、福浜行き、及び天神交差点を右折する系統が通過
・「天神北」始発の便の一部を、「大丸前」「ソラリアステージ前」始発に変更
…などが行われてきた。
「46番」の博多ふ頭行きのように、これらの影響を複数受け、天神での停車バス停が大きく減った路線もある。
天神地区のバスの停車乗り場整理については2007年にもこのブログで取り上げていて((1)、(2)、(3))、また小学校2年生の夏休みの自由研究でも取り上げたことがあるのだが(笑)、当時はまだ「乗り場にたくさん停車できることは既得権」みたいな感じが西鉄にあったと思われる(個人の感想です)。
それが、この10年くらいでだいぶ変わっており、時代の変化を感じさせられる。
天神地区のバス停への「延べ停車回数」がかなり減ったことに間違いはないと思われるが、それによる利便性低下のデメリットと、定時性向上・渋滞緩和のメリットを比較したときに、メリットが上回っていればよいのですが。
地下鉄七隈線の博多延伸が来年3月27日に決定し、開通後は「キャナルシティラインバス」の存続は危うそうだし、天神~博多駅間のバスも減るだろうから、例えば「302番」や「503番」の博多駅行きが減って、天神中央公園前の道路をループ(時計回り)して折り返し…みたいになり、天神地区のバスの動線がさらに変化することもある?などと勝手に想像しています。
なお、「天神地区のバス停」とは言っても、「天神三丁目」と「天神四丁目」の間には大きな壁がある件については過去の記事で書きました。
(つづく)
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