INSIDE SORAMAME

福岡のバスのことなど・・

2014年11月1日ダイヤ改正(7)

2014年11月12日 |   ┣ ダイヤ改正2014
(つづき)
「天神・照葉三丁目」←「海岸通」←「名島ランプ」←「昭和通」
という表示。

これはいくらなんでもあんまりのような気が…。
経由地のチョイスとか、そういうこと以前に、一応「←」があるのだから、せめて順番は守るべきなのではないだろうか。

これは、藤崎ターミナルにおける新「22N」の側面表示。
これ以外にも、いろんな場所で、側面だけでなく前面も含め、新「22N」のおかしな表記を目にする。

じゃあ何が正解なの?と聞かれても、これ!という一つの答えがあるわけではないのだが、例えば、
上に
「都市高22N 名島ランプ」
くらい書いておいて、
下は、
「こども病院・照葉三」←「香椎浜海岸通」←「天神」←「昭和通」
とか?

約8年前の記事で、行先表示が幕からLEDに変わること関して、

“LEDは幕に比べて表示できる字数が少ないため、いろんな省略がみられる。
22番などは「香椎浜海岸通」を「海岸通」と表示し、13番などは「油山観光道路」を「観光道路」と表示している…などがその例である。
利用者にとってみれば、たとえ「香椎浜海岸通」や「油山観光道路」が具体的にどこなのかはわからなくても、行先表示に「香椎浜」や「油山」という文字が入っていることで、だいたいの「方面」がわかるという効果があったと思う。
それが、「海岸通」や「観光道路」という表現になると、その効果はあまり期待できず、「いつも利用する人」にしかわからなくなってしまったと言えるのではないだろうか”

と書いたことがあった。

藤崎など、東部方面へのバスがメジャーではないところでは「海岸通」でなく、「香椎浜海岸通」と書くことで、“どっちのほうに行くのか”という説明力は格段に高まると思う。
まあ、“もう海岸なんてないのに、ずっと海岸通という名前でよいのか”という問題は別にありますが。


博多駅が白で隠された藤崎ターミナルの2番乗り場。

 
行ける場所がずいぶん変わりました。


前回の記事で書いた懸念への対応は、ここでは一応行われている。


こういうサービスも始まりましたが、


裏を返せば、“待たずに乗れるくらいどんどんやってくる”時代ではなくなったことを意味しているのかも。

 
ついでに1番乗り場も。
(つづく)

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3 コメント

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Unknown (Tokyo Chikushi)
2014-11-12 13:43:51
私は、福岡に生まれ育ち、地理にもバス路線にもかなり詳しいと自負しています。しかし、福岡を離れて長くなり、時々帰福することがあるとはいっても、バスにまつわるさまざまなことが次第に変わってきているな、と感じます。
そんな私がこの行き先表示を見て最初に思ったこと。

昭和通りから都市高速を通って名島まで行くところまではわかるが、その先はすぐにはわからない。「海岸通」という通りの名称と、「照葉三丁目」という地名が人工島付近とは知っているものの正確にはわからないからです。次のようなことを瞬時に考えました。

1.名島ランプまで行って、そこから天神まで帰ってくる循環路線か。
2.その際、名島付近にある「照葉三丁目」停留所を経由する。
3.天神まで戻ってくる途中で通る道が「海岸通」かもしれない。
4.3号線よりも海側の埋め立て地に新たに何本も通った道の1本が「海岸通」と命名されたのかもしれない。
5.ことによると、「天神」という地名が名島の先の人工島付近にあるのかもしれない。いや、新たにできた地名かもしれない。しかしそんな紛らわしい地名を作るだろうか。
6.循環して天神まで戻ってきた先のもっと西の方に「照葉三丁目」という地名ができたのかもしれない。

いずれも正しくないわけですが、このような間違いをおかす原因は、行き先表示の最終目的地に相当する部分に「天神」の文字があることによります。これは改善すべきだと思います。
福岡以外の人が天神や博多駅にバスで行く時に頼りにするのは、行き先表示の途中の経由地に、必ず、「天神」または「博多駅」の文字があることと聞きます。その意味でも、途中に「天神」の文字がないと、彼らに乗ってもらえないでしょう。
SORAMAMEさんの提案する表示でもよいし、「名島ランプ」経由を示す必要があるのなら、「昭和通」の表示を、「昭和通・天神」としてもよいでしょう。
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Unknown (number8)
2014-11-12 16:19:29
これは、「天神」をどうしても入れたいのなら、前のコメントにもあるように「昭和通・天神」とすればいいんですよね。あと、これはバスにある程度慣れたからわかるのかもしれませんが、何のために「N」がついているのでしょう。「N」がつけば名島ランプ経由とわかるはずなんですが…乗り慣れない人に配慮したのでしょうかね。

藤崎から通し利用があるとは思えませんが、Nは名島ランプですとバス停に大きく掲示してもいい感じはします。

これに限らず、東方面は大雑把な行先番号もあり細かい番号もありで、いささか混乱気味です。空き番号等をうまく利用してわかりやすく整理してほしいものだと思います。
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Unknown (soramame)
2014-11-19 18:12:54
Tokyo Chikushiさん、number8さん、こんにちは。
返信の内容が重複するのでまとめてコメントさせていただきます。

「昭和通・天神」という表記、私も真っ先に思いつきました。

ただ、西鉄(というか表示を考える人)としては「天神」は他の地名と一緒にせずに、単独で表示したい気持ちがありそう…と考えて、「天神」を独立させた次第です。

まあ、実際の表記は「天神・照葉三丁目」になってるんですけどね(笑)。
他の地点での表記などもみて考えるに、おそらく、
「香椎照葉三丁目」←「海岸通」←「名島ランプ」←「昭和通」
という表記がはじめにあり、これを使うつもりでいたものの、改正日直前に「天神が入ってない!」ということに気づいて、ギリギリになって無理やり「天神」を入れたのでは?と推測しています。

なので、近いうちに修正される可能性も高いのではないかと思います。
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