INSIDE SORAMAME

福岡のバスのことなど・・

2015年3月21日ダイヤ改正(15)

2015年04月03日 |   ┣ ダイヤ改正2015
(つづき)
「700番」から「外環1番」への番号変更

700から1、実に699のマイナスであり、番号変更に伴う変化量は、おそらく西鉄史上最大と思われる。

バスの前面の行先表示は、「都市高」や「快速」などが入る部分に「外環」、その下に「1」であり、この記事の上から2つめを「700」から「1」に変えたようなものでした(写真に収めるのは失敗しました。スミマセン)。


「区1」(くのいちばん)と「外環1」(そとかんいちばん)という、別次元の「1番」が西鉄大橋駅には停車することになった。

これまでは、区役所連絡の「区1」「区2」「区3」とそれに準ずる「6」板付七丁目行きの「5」大橋ローカルの「3」「4」「7」は、番号が被らないように一応配慮がされていたと思うのですが(「区3」と「3」は、同時期には併存せず)。


これだけ見ると、「700」のほうがわかりやすかった気も(笑)。


運賃一覧表では「外環1」には対応していないようで、「普通」と表記。
だったら、「700」のほうがわかりやすかった気も(笑)。


とはいえ、もう変わってしまったものをとやかく言っても仕方ないので、今後「外環2番」や「外環3番」や「外環5番」の登場を期待。


「25番」から「20番」へ
こちらの変化量は5。

「25番」と同様、「20番」も、市内電車の代替路線の番号として使われていた。
電車代替の「20番」廃止以降、「20番」は2度目の復活となる(1度目は「福岡タワー南口~地行~天神~九大前~月見町」


ここ「天神北」の時点では、西新経由今川西町公園経由になったところでほとんど影響はないため、時刻表やバスの表示を見ても、ルートの変更は(明示的には)わからない。


区間便の「天神コア前」で終点となる便は、「天神北」では「20番」を掲げず「無番」となるもよう。
→大名二丁目→天神証券ビル前→天神北終点」や「→渡辺通一丁目→天神北終点」の便なども、「無番」でよさそうな気もしますが。


「快速」の停車パターンイレギュラーな「500番」


天神一丁目」に停車しなくなった路線。


新しくなったバスセンター(西鉄天神高速バスターミナル)。


「赤間急行」が消えた1番乗り場。


最新機器と、


郷愁と。


下界のバス停も改称済み。
(つづく)
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2015年4月1日ダイヤ改正(5)

2015年04月02日 |   ┣ ダイヤ改正2015
(つづき)
那珂川町コミュニティバス「かわせみ」、4月からの運行ルートのイメージはだいたいこんな感じ。
※あくまで、即席で作成した「イメージ」なので、細かくみるとおかしなところがあると思います。


3月までとどう変わったかについては、先日の記事でも書いたのだが、「那珂川営業所」に全ての路線が停車するようになったというのは大きな変化だと思う。

そして、「那珂川営業所→博多南駅→ミリカ→那珂川営業所」を走る「5番 南駅・ミリカ線」が一日当たり30本以上という、この手のバスとしてはかなり多い便数で運行され、各方面から駅や公共施設に行くときに、ここ那珂川営業所での乗り継ぎが想定されている。

西鉄バスの「那珂川営業所」が、「博多南駅」よりも「ミリカローデン」よりも「那珂川町役場」よりも、重要な拠点として位置づけられたことは興味深い。


その西鉄那珂川営業所。


反対側では、


「かわせみバス停シェルター」の設置工事中(既に出来上がっているかもしれません)。


でも、せっかくここが拠点とされたのだから、「野方(壱岐営業所構内)」のように営業所敷地内に新たな待合所を造って、南に行くものも北に行くものも全便が停車するするようにするくらいのことはしてもよかったのではないだろうか。


横断歩道も遠く、道の反対側に行くのは、現状では決して容易ではないと思われます。
(つづく)
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2015年4月1日ダイヤ改正(4)

2015年04月01日 |   ┣ ダイヤ改正2015
(つづき)
4月1日から、博多駅、天神と糸島市波多江の「伊都菜彩」を結ぶ「特急」が、3ヶ月間の期間限定で運行を開始する。

一日4往復が運行され、そのうち2便は昭和バスが運行するとのことで、かつての「周船寺急行」も思い出す。

天神北と伊都菜彩の間で、西鉄は「野方」に、昭和は「九大学研都市駅」に停車するという変則パターンだが、うまくいくでしょうか。

先日の記事で、
“道の駅むなかた、旧伊藤伝右衛門邸と、観光需要狙いの路線開設が相次いでいるが、門司港や柳川は鉄道に勝てそうにないし、他に同様のバス路線が考えられそうなところはあるでしょうかね?”
と書いたのだが、農産物直売所としては全国1位の売上を誇るという「伊都菜彩」へのバスというのは、路線展開としてはアリではないかと思う。
ただ、野菜がたくさん入ったビニール袋を抱えて都心まで戻るのは結構大変では?という懸念はありますが(これは「道の駅むなかた」についても同様)。

また、先日お伝えした以外にも、いくつかバス停名の変更が。

 旧 市役所北口・アクロス福岡前 → 新 天神東・アクロス福岡前
 旧 西鉄グランドホテル前 → 新 天神西・西鉄グランドホテル前
 旧 箱崎 → 新 箱崎宮・県立図書館前
 旧 馬出 → 新 博多女子高校前
 旧 千早 → 新 国道千早
 旧 脇田 → 新 粕屋警察署前

「天神東」「天神西」は、観光客などへのわかりやすさという意味ではよいと思う。
ただ、いずれのバス停も、運賃境界の面では「天神」に含まれないのが難点といえば難点。

「箱崎」は市内電車の電停名を今に伝えてきた名称だったが、バス停の名称としては抽象的すぎるのも事実であり、時代の流れの中では仕方ないのだろうか。

「国道千早」は、「千早駅」と区別するためと思われる。
これはこれでまあいいとして、今後もし、名島や貝塚などにも「国道」が付きだすと、検索の際の弊害は出てくるかも。

「脇田」と「粕屋警察署前」はほぼ同じ場所なので、統一されるのは歓迎。
74番」の上脇田行きの行先表示も、「(上段大文字)粕屋警察署(下段小文字)上脇田」とかにすれば、「DWK」はいくぶん低下しそうだが、もはやそこまでのやる気はないかもしれません。

その他、「筑豊急行」が、新たに「東光二丁目」に停車するようになるとのこと。
(つづく)

記事の日付にご注意ください。
コメント (4)
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