スピノザの『エチカ』と趣味のブログ

スピノザの『エチカ』について僕が考えていることと,趣味である将棋・競馬・競輪などについて綴るブログです。

銀河戦&2017年3月の通院

2017-09-27 19:27:52 | 将棋
 昨日の夜に放映された第25回銀河戦決勝。収録は8月15日。その時点での対戦成績は羽生善治三冠が44勝,久保利明王将が19勝。
 振駒で久保王将の先手で中飛車。羽生三冠は角道を開ける前に左美濃の陣形を作り,それから角道を開けると先手が☗5五歩と止め,結果的に先手の5筋位取り中飛車になりました。中盤で後手の牽制に先手が強く応じて大きな振り替りとなり,それからまた双方が陣形整備をした上で戦いに再突入。揺れ動きはあったかもしれませんが,基本的に最終盤までいい勝負が続いていたのではないかと思います。
                                     
 先手が角取りに歩を突いた局面。☖同馬とする手もあったかと思いますが☖7七馬☗9五歩☖5五馬と勝負にいきました。
 そこで先手は☗6三角と打ちました。これは後手玉への攻めと☖3六桂を受けるという攻防の一手。実戦はこの手を境に先手がよくなりました。
                                     
 第2図で後手は☖6六飛と打っています。これは☗4一龍☖同王☗5一香成☖3二王☗4一角成☖3三王以下の手順で上部に追われたときに,飛車の横利きで受けるという意味もあり,単に角取りで相手を催促したわけではありません。
 ただ☖6六飛には先に☗5一香成とする手があり,以下☖6三飛☗4一成香と進み,最後は飛車も取られる形になって先手が勝ちました。したがって☗6三角が決め手といえる手であったかもしれません。ただ,解説では☗5一香成に☖6三飛と取らずに☖4二金上と逃げる手もあるかという一言がありました。考えにくい手ですが,飛車の横利きが消えていない上に飛車を取られる展開にもなりませんから,もしかしたらまだいい勝負が続いていた可能性も残ります。この場合は☖6三飛が敗着だったということになるのでしょう。
 久保王将が優勝。銀河戦は初優勝。棋戦優勝は2013年の日本シリーズ以来の6回目です。

 診察が開始されたのは前年12月と同様に午後1時15分でした。
 この日のHbA1cは7.1%になっていました。12月よりも上昇していたわけですが,毎年のように冬場は上昇する傾向にありますので,それも考慮に入れたなら十分に許容範囲内であったと思います。ただ,血糖値に関していえば,昼食前にそれまでよりも血糖値が低下してしまうという傾向が強くなっていました。このために,朝食前に注射する超即効型のインスリンであるヒューマログの注射量を0.01㎎だけ減らした方がよいという指示を受けました。一方でHbA1cは高くなっていたのですから,これを補うために,僕は夕食前に注射している超持効タイプのインスリンであるランタスを0.01㎎だけ増加するようにという指示も同時に出されました。ただ,実際にそうした変化を加えれば,またそれまでとは異なった血糖値の推移の傾向が発生するかもしれないので,そうなった場合には僕の判断で注射する量を調整してもよいと言われました。基本的にH先生は僕の判断の方を尊重してくれますので,血糖値が高くなりすぎたり下がりすぎたりした場合の対応は,医師の指示よりも僕の判断が優先されるようになっています。
 この日の結果でほかに異常がみられたのはLDLコレステロールで,69㎎/㎗と,下限値を下回っていました。この異常は2016年の8月以来です。ただ,下限値というのは70㎎/㎗ですから,問題があるという数値であったというわけでもありません。
 最後にH先生から話があり,今年の6月一杯でみなと赤十字病院を退職するとのことでした。ただ,次回の診察は5月の予定になっていましたから,これがH先生による最後の診察であったというわけではありません。
 この日も帰途に薬局に寄りました。インスリンも注射針も在庫があったので,処方箋に示されていたすべてのものをこの日のうちに受け取ることができました。午後2時50分に帰宅することができました。
 3月7日,火曜日。I歯科に歯科検診へ。午前9時半から。この日もクリーニングしただけです。よく磨けているとお褒めのことばをもらうことができました。
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