書き逃げアンドロイド。

副交感神経が優位になるような写真が好き。

マルクス:ガブリエル(3)

2020年03月17日 23時51分10秒 | 意識論関連

 「知能とは 限られた時間で問題を解くことである」

→これは他人が作成した試験における成績を基準としたものであり 自発的思考に基づく発想力を含まない

そもそも知能の本質とは自発的思考に基づく発想力であって 試験の成績だのクイズの正解率だのといった予め答えが用意された問題を解く能力ではない

 

 「思考は感覚」

→単に「本を本と認識できること」が思考ではない 大衆の多くは知識の量だけを知能だと勘違いするが これは主観的「感覚」であって 知識の「質」を検証するのが「思考」である

従って思考は感覚ではない

オウム真理教幹部達にとってはテロこそが「人類の救済」だと感覚的に感じたのであって それが間違いであることを思考検証しなくなったことこそが原因である

 

 「美と善には相関がある」

→ナチス政権の制服は当時の服飾デザイナーによる美的感覚によって制作されたものであり 美的感覚というものは善悪とは相関はない

強姦犯が被害者を選ぶ基準も当人の美的感覚だが それが善悪と相関などあるわけなかろう

主観的感覚として「美しい」と思うものには普遍性はなく 人それぞれの好き嫌いの範疇でしかなく 客観的な善悪や倫理の論証には全くならない

 

マルクス:ガブリエルだの養老孟司というのは人々から客観的な論理思考を撹乱して思考停止に陥れる危険なものである

だが現状の「哲学者」達のほぼ全員はその危険性を全く認識していない烏合の衆に過ぎない

哲学というものは「闇もこちらを見ている」だの「世界は存在しない」だのといった荒唐無稽なオカルト話で脳を酔わせることではなく 真実を見極めることが主旨である

様々なオカルト話に対して「美しい」と主観的に感じたとしても それが真実であることの論証には一切ならないばかりか むしろそうした主観的感覚によってこそ嘘や誤謬を鵜呑みにし 多くのヒトから真実を見失わせる原因なのである

 

Ende;

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