犬小屋:す~さんの無祿(ブログ)

ゲゲゲの調布発信
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鼈鑑が咲いた

2021年08月19日 | うつろい
スッポンの鏡と書いて、トチカガミと読む。
葉が丸いので、こんな名前になったんだろうけれど、
浮き葉って大概こんなもんだよな。

けっこうな繁殖力で、鉢の水面一杯に葉が所狭しと重なり合う。
昨年は、家の北西角にある玄関の前に鉢を置いていたが、
今年は南側の日当たりの良い所に置いた。

なお一層繁った。
実に鬱陶しい。
と、そこに花が咲いた。

白くて小さくてなんというところも無い花だ。
それでも咲けば楽しいものだ。



芽吹かせてから何年も経った蓮が、昨年初めて咲いた。
蓮の鉢は昨年と同じ場所に置いてあるが、今年は花を付けなかった。
河骨(コウホネ)も今年は花芽が出ていない。

来年は土を替えてみようか。

沢潟の植わっている鉢の
水位を深くしたいので、今年は泥をずいぶん掻き出した。
そのせいか、ミジンコがいなくなってしまった。
残念だ。
掻き出した泥を別の鉢で生かせば良かった。失敗。



1590×3400㎜、深さが60cmくらいの池が庭に有る。
何十年も前にポンプを止めてしまって以来、
富栄養化が進んでいる。

中に一匹、ご近所さんが多摩川で釣ってきた鯉が入っている。
入れたのは40年近く前だったはずだ。
長生きで恐ろしい。

鯉はかなり汚い水の中でも生きることができる。
また、貪食であり、水を汚しもする。
どうも、好きになれない。

鯉はトロ舟に移してしばらくアクを抜いていただき、
池は水を抜いて洗って干して、
心機一転、ビオトープにしたい。

ただの四角なのがいけない。
中をブロックで区切って深さに変化を付けて流路を作り、
ポンプで汲み上げて濾過した水を戻すことで、
流水域を作りたい。

そんなことできるのか?
図書館であれこれ本を借りて調べたら、
自分が思い描いているのとよく似た図の載っている本が有った。

図のタイトルは
「既存コンクリート池に植栽枡を施工した改造」。
まさに、私のしようとしていることである。

紙のカバーを外すと、屋外でも傷まないようにということか、
防水に作ってある。
よく手帳にある材質だ。
そうだった。
本のタイトルは
『ビオトープづくり実践帳』(誠文堂新光社2010年)。

表紙の著者名は養父志及夫となっているが、
奥付の養父志乃夫(やぶしのぶ)さんが正しいようだ。
型押し金字が誤植って、悲しかっただろうな。



土壌層の下の排水層をどう作るのか、よく学んで準備したい。
せっかく作っても底のほうが腐ってしまったら残念だ。



池が完成しても、鼈鑑を池の中に植えることはしないだろう。
この繁殖力は、他の植物を駆逐してしまいかねない。
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