[あらすじ] 薪ストーブを使っている。
今年はたくさんの伐木を貰うことができたので、
贅沢に使えている。
それでも、部屋の北側の勝手口からの隙間風がひどい。
薪ストーブだけで室内を充分に暖めようとしたら、
けっこうガンガンに燃やさなければならない。
ちぃと勿体ない。
そこで、食卓の下に火鉢を置いて、
ストーブの中でできた焼け炭を運んでは置くことにした。
足元が温まると、全身が温まる。
食卓の下 . . . 本文を読む
昨日、ブログを更新するのを忘れた。
今年2回目。
毎日書くようになって10年近い中で、
通算5回目か6回目か。
なんだ今年は。
※
和室の天袋の片付けをしようとしていた。
押し入れの上の、天井までの部分の収納である。
押し入れも半間つまり90㎝の奥行が有る。
その上である。
高い位置だが、押し入れ同様に奥行90㎝有る。
おそろしい。
奥なんて、手が届かない。
けれど、物が有る。
一体、何が . . . 本文を読む
近所の観光地つまり深大寺で。
広い歩道に車止めの石柱が立ててある。
高さは40cmほどだ。
御影石の四角い石柱だ。
石畳も御影石のブロックなので、
景観として違和感が無くて良い。
ちょうどその辺りで立ち止まって、
振り返って写真を撮った。
いくつか撮って、さて行こうと
振り向いて歩き出した途端に、石柱を蹴飛ばした。
ぎゃっ。
思わず叫び声が出た。
向うずねに御影石の角が当たって、
擦り剝いて . . . 本文を読む
高校のとき。美術室の隣に、美術準備室という小さな部屋が有った。口角に粘った泡をいつも蓄えている爺ぃの先生は準備室に無頓着だった。イーゼルやら使い古しのキャンバスやら何年も前の卒業生のスケッチブックやらぐっちゃり溜まって、足を踏み入れる隙も無かった。廊下から準備室に入るドアは開けることができなくなっていた。その爺ぃ先生が退任して、若いほうの美術教師が主任になった。美術部員も働いたんだったか、美術室の . . . 本文を読む
[きのうの] 野性爆弾くっきーさんの「左ですキャップちゃん」をかぶって写真を撮ったよ。サイドの刺繍のように片目を遮眼子で覆い、左を指さした。手はくっきー描く「指」のようにイヤーな灰色に陰影を付け、爪は真っ赤に塗った。https://blog.goo.ne.jp/su-san43/e/a75726d182203ae7a6ba7bce18304d22くっきーさんは、激似顔マネという一連の顔真似写真を出 . . . 本文を読む
コンビ野性爆弾の川島邦裕氏が強面に反してくっきーだとかくーちゃんだとか名乗り始めた時には驚いたものだ。「おもしろい」と思うことがちょいと突飛である。見慣れないと、「なんじゃこりゃ」とか「不気味」で終わってしまう。テレビ番組「プレバト」に出演して、スプレーアートや水彩画や消しゴムはんこ等々の絵画ジャンルでその表現力の一部を見せてくれる。指をモチーフによく使う。指で文字を描いたり。くっきりとした描線と . . . 本文を読む
[あらすじ] ブランコで立ち漕ぎすると、バランスを取るために
あちこちの筋肉を使って良いトレーニングになるよ、と言われ。
友人MMは朝まだ暗い4時台に公園でブランコを漕いでいると言う。
異様な光景だが、
いや、光景と書いてみて思ったけれど、
冬の4時台に「光」は無い。
その後、犬の散歩の帰り道、公園に寄ってみた。
5時台で、まだ暗い。
暗い中、ブランコを漕ぐ人がいた。
友人MM以外にも、いる . . . 本文を読む
飼い犬ウーゴくん5歳半。ビビり性。
保護団体から引き取って一年ちょっと。
この家にも慣れた、まあ、慣れた。
けれど、気になるものはやっぱり気になる。
※
朝、起きる時間がまた早まっている。
4時過ぎに起きる。
まだ真っ暗だ。
暗い中、犬の散歩をして不便なのは、
ウンチを拾う時だ。
見えない。
においはするが、見えない。
ライトで照らしても、日の光のもとで見るほどには見えない。
赤外線が見 . . . 本文を読む
酒飲みが止まらない。
父は毎晩欠かさず酒を飲んだ。
毎晩欠かせないのは依存だ。
そして一日に2箱くらいの新生を吸った。
ニコチン依存でもある。
母は甘いものが無いと落ち着かない。
よく「ひだるい」と言っていた。
今で言う「小腹空いた」という意味である。
糖質依存だ。
まったくおとなたちはしょうがないなあ。
と思って見ながら育って、
まんまと私も酒と糖に依存している。
煙草は十年くらい吸って . . . 本文を読む
同い年の友人MMと話す。
MMは私よりも早寝早起きで、
3時に起きて4時5時頃は外で運動している。
公園の遊具がいい、と言う。
ああ、分かる。
私も、犬のいない1ヶ月くらいの間、
暗いうちから家を出て、
暗いうちに公園にたどり着いて、
暗いうちに運動していた。
昼間の公園で年齢性別不詳の人が
なんやかやの遊具を使っていると、
ずいぶんな違和感を持って見られる。
暗いうちがいいのだ。
暗い . . . 本文を読む
[あらすじ] 火鉢を使い始めたよ。
庭の隅に、炭がゴロゴロと落ちている。
木炭を段ボール箱に入れていたが、箱が溶けて霧消したのだったか。
拾い集めて籠に入れておいた。
それを、思い出した。
薪ストーブの中から焼け炭を持ち出して、
火鉢に移して使っていたが、
そこに炭をくべ足したら良いじゃないか。
しかしどうも、
何年も外にほったらかしてあった炭は異物だらけなせいか、
燃えた時に妙なニオイが . . . 本文を読む
同い年の友人と話す。
最近のヒット曲を聴いているか。
うーん。
「歌ってみた」とか「first take」とかがyou tubeで流行っているのを受けて、
私も何曲かイマドキの歌を練習してみたりもした。
我ながら自分のことを感心しない面を先に書いておけば、
ワカモノ向けのポップスの歌詞に、心が動かなくなっている部分が大きい。
恋がどうしたこうした言われても、面白くもなんとも思わないのだ。
自分 . . . 本文を読む
パスポートを作りたい方は、パスポートセンターなどを検索してお調べください。[あらすじ] 毎月一日は法螺を書いているよ。南伸坊さんは色々な人物「本人」になって撮影しているけど、その南伸坊さん本人になってみた。素材は、箪笥から出てきた老母のパスポートと、南伸坊著『本人伝説』のカバーと、てめえのツラである。パスポートのページに伸坊さんのデータが印刷してあって写真は私が伸坊さんに扮して撮ったものをはめ込む . . . 本文を読む
南伸坊さんは、おにぎり顔で知られている。
たいそうエラの張った輪郭の持主で、
しかも頭は三分刈り。
三角のおむすびが人間に生まれ変わったに違いないお人である。
※
ツルツルに剃ってから二十日近く経ち、
私の頭髪も存在感を増してきた。
三分刈りくらいにはなっている。
刈ってこの状態になったのではなく、
伸びてこの状態になったのだから、
三分刈りというのはおかしい気がする。
三分伸び?
なんだ . . . 本文を読む
日本人の受け入れを始めた国も有ることだし、
海外旅行に行こうと思う。
パスポートを確認したら、期限が2022年9月だった。
ということは、残り一年を切っている。
更新しよう。
南伸坊です。
新宿へ行ってきます。
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