福岡県の洋館⑤
石炭会館(旧若松石炭商同業組合)
福岡県北九州市若松区本町
若松石炭会館は明治38(1905)年に洞海湾沿いに建てられました。若松区内に現存する洋風建築としては最も古い建造物で、建築当初は若松石炭商同業組合の事務所でした。
石炭積み出し港、若松の歴史を象徴する木造二階建ての建物で、外装は、モルタル塗りで、様式建築の規範に従って、左右対称の造りとなっており、一対の円柱がこの効果を高めています。
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旧門司税関
福岡県北九州市門司区
旧門司税関は明治42年(1909)に門司税関が発足したのを契機に、明治45年(1912)に煉瓦造り瓦葺2階建構造で建設されたものです。昭和初期までは、税関庁舎として使用されていました。
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大阪商船門司支店(門司港レトロ)
福岡県北九州市門司区
オレンジ色タイルと白い石の帯が調和したデザインの外観と八角形の塔屋は非常に美しい。旧大阪商船は大正六年(1917)に建てられた大阪商船門司支店を修復したものです。門司港レトロインフォメーションより
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旧門司三井倶楽部
福岡県北九州市門司区
旧門司三井倶楽部は大正十年に三井物産の社交倶楽部として、門司区谷町に作られました。建物はハーフティンバー様式(木骨様式)と呼ばれるヨーロッパ伝統の木造建築工法で作られたもので、木造の骨組みの間を漆喰やレンガ、石などを使って埋めて壁が作られ、木造の骨組みがそのまま外観デザインのアクセントとなっています。
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御花西洋館
福岡県柳川市
明治43年に立花家の迎賓館として建てられた、鹿鳴館様式の流れをくむ伝統ある建物。当時は要人たちを迎えた園遊会が催され、その美しさは、明治の面影を今に伝える柳川情緒のシンボルとなっています。
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旧日本生命保険株式会社九州支店(重要文化財)
福岡県福岡市中央区天神
明治時代のわが国を代表する建築家辰野金吾(東京駅等を設計)、片岡安の設計により明治42年(1909)、日本生命保険九州支店として竣工した。尖塔やドームを有するなど小規模ながら変化に富む。赤煉瓦と白の石材の組み合わせは、19世紀末に英国で流行したスタイルである。戦後も日本生命のオフィスとして使われた後、昭和44年(1969)に国の重要文化財に指定された。
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日本銀行福岡支店
福岡県福岡市中央区天神
現在の建物は2代目の営業所として昭和26年(1951年)に建てられ、日本銀行32支店の中で最も古い建物となりました。
ルネッサンス建築を根幹とした設計で、日本銀行の営業所としては、戦後初めての鉄筋コンクリート造りの本建築です。
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