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2011年5月1日 1回目
品川宿の松/品川寺の江戸六地蔵
この松は、 旧品川宿のシンボルとなる「街道松」として、 東海道が取り持つ縁で、二十九番目の宿場があった静岡県浜松市の有賀慶吉氏より品川区に寄贈された樹齢約八十年の黒松です。斜めに傾いた幹は、 風雨に耐えながら旅人を見守った当時の松並木を偲ばせる見事な枝ぶりです。松の名称は、 寄贈された有賀氏より「品川宿の松」と命名されました。また、約百五十メートル南の「南品川二丁目児童遊園」には、三島市より同じ趣旨で寄贈された「街道松」があります。 平成五年三月吉日 寄贈
▲品川宿の松
▲江戸六地蔵
像の高さ二・七五メートル。深川の地蔵坊正元が発願し、江戸市中から多くの賛同者を得、江戸六地蔵第一番として、宝永五年(一七〇八)に造立したものである。製作者は、神田鍋町の鋳物師太田駿河守正儀である。像の衲衣部をはじめ蓮辨、石基などに寄進者等の名を陰刻し、奉賛者がいかに多かったかがしのばれる。
なお、江戸六地蔵は次のとおりである。
品川寺 品川区南品川三丁目
東禅寺 台東区東浅草二丁目
太宗寺 新宿区新宿二丁目
真性寺 豊島区巣鴨三丁目
霊巌寺 江東区白河一丁目
永代寺 江東区(消滅)
本文 cosmophantom
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