2023年2月28日 神奈川県
三渓園(名勝)
神奈川県横浜市中区
三溪園は、製糸、生糸貿易で財を成した実業家・原三溪が明治39(1906)年に開園した敷地面積18万平方メートルの広大な日本庭園です。
▼鶴翔閣(横浜市指定文化財)
▼御門(横浜市指定文化財)
京都・平安神宮近くの寺院・西方寺にあった、江戸時代の宝暦5年・1708年ごろに造られた門です。三溪園には大正時代の初めごろに移築されました。戦前、三溪園では、一般に開放されていた外苑に対して、内苑は原家の私的なエリアとして使用され一般の人は立ち入ることができませんでした。その境界にあった建物がこの御門です。この先にある臨春閣は当時、豊臣秀吉が建てた桃山時代の聚楽第の遺構とされ、「桃山御殿」と呼ばれていたため、この門も「桃山御門」、または「桃山御殿門」と呼ばれていました。
▼白雲邸(横浜市指定文化財)
大正9年・1920年に原三溪が夫人と暮らすために建てた隠居所。建物は見ることができない。
▼臨春閣(重要文化財)
▼旧天瑞寺寿塔覆堂(重要文化財)
▼亭樹
▼聴秋閣(重要文化財)
▼天授院(重要文化財)
▼春草廬(重要文化財)
▼石棺
左:奈良県海竜王手寺付近出土とされる家形石棺の身で5~6世紀のものと推測される。
右:奈良県法華寺付近の出土で、3~4世紀のものと推定されている。
▼蓮華院
原三溪が自らの構想により、大正6年・1917年に建てた茶室。
▼海岸門
建築:江戸時代 移築(京都 西芳寺から):大正時代
▼松風閣(展望台)
▼旧燈明寺三重塔(重要文化財)
▼横笛庵
建築:明治41年(1908年) 移築で詳細は不明
▼旧矢箆原家住宅(重要文化財)
▼旧燈明寺本堂 (重要文化財)
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