街道ウォーク>旧東海道>金谷宿(金谷駅)~見附(磐田駅)
2011年6月13日 8回目
日坂宿
静岡県掛川市日坂宿
江戸から五十四里余、日坂は東海道三大難所の一つ「小夜の中山峠」西の麓に位置し、西坂、入坂、新坂とも書かれていました。「日坂宿」の初見は、室町末期の文明12年(1480)の「平安紀行」といわれています。慶長6(1601)年、徳川家康による東海道の整備にともない、問屋場が設けられ、伝馬の継ぎ立て駅としての日坂宿は重要な存在になりました。助郷43村の協力で、伝馬百疋と伝馬人百人が置かれ、役人の公用と荷物の輸送に役立ってきました。天保14(1843)年の記録によれば、家数168軒、人口750人とあり、本陣1軒、脇本陣1軒、旅籠屋33軒がありました。大井川の川止めや、大名の参勤交代などで小さな宿場町ではありましたが、かなりの賑わいであったと思われます。宿場の東口から西口までの距離は、およそ六町半(700m)町並みの形態は現在もあまり変わっていません。 日坂地域振興の会 日坂宿おこし委員会 記載内容
▲日坂の町並み
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