2022年5月26日 愛知県
服部幸平家住宅の蔵 県の有形文化財
愛知県名古屋市緑区有松
服部幸平家は、服部孫兵衛家(井桁屋)の分家にあたり、住宅も服部孫兵衛家の東隣を占める。
二階建、切妻造、桟瓦葺で、建造は江戸末期とみられている。かつては服部孫兵衛家側となる西側に開いていた入口は、東側に付け替えられている。 妻を東海道側に向けて建ち、1階、2階の2カ所に窓を開ける。切石の土台の上に建ち、白漆喰(しっくい)の塗籠造(ぬりごめづくり)、腰を海鼠壁(なまこかべ)とする外観は、西隣の服部孫兵衛家の表倉と一連のものとして調和しており、東海道沿いの景観要素として貴重である。
▼住宅部分
▼手前から服部幸平家住宅、服部幸平家住宅の蔵、一番奥に服部孫兵衛家(井桁屋)の蔵
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