2014年12月27日 和歌山県
湯浅町② 角長(北町通り)・浜町通り・中町通り・他 伝統的建造物群保存地区
角長:天保12年創業の湯浅醤油の老舗
職人蔵
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江戸時代、大仙堀は醤油や原材料等を積んだ醤油船が停泊する場所として利用されていました。醤油堀とも呼ばれ、海にすぐ出ることができたため、この場所から全国各地に湯浅醤油が運ばれていきました。
現在、大仙堀の姿と役割は変化していますが、大仙堀に沿って醤油醸造蔵が並ぶ景色は醤油が香る湯浅を訪れるうえで見逃せない場所となっています。きのくに風景讃歌より
湯浅は醤油の発祥地として広く知られるようになった。今から約750年前・鎌倉時代、禅僧・覚心(後の法燈国師)が宋(現中国)より径山寺味噌の製法を伝え、帰朝後種々の改良の末、湯浅の水が良かったことから醤油が作られるようになった。これが我が国の醤油の発祥の由来である。 角長ホームページより
浜町通り
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甚風呂
甚風呂は江戸時代の嘉永年間(1848~53)以前に須井甚蔵氏が開業した公衆浴場です。 正式な名称は「戎湯(えびすゆ)」でしたが、経営者の名前から「甚風呂(じんぶろ)」と呼ばれ、4代目の須井甚一 氏が昭和60年に営業を終えるまでの間、長年にわたり地域住民の憩いの場として親しまれてきました。 廃業から10年以上が過ぎ、主のいなくなった甚風呂は平成13年に町の財産となり、その歴史が受け継がれました。 平成19年から2年間かけた修理工事を経て、現在は再びあかりが灯されています。 甚風呂ホームページより
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中町通り
他
関連記事:湯浅町①(鍛冶町通り・北町通り)重伝建
2015-01-12 06:31:35
☆cosmophantom
驚き!
湯浅は醤油の発祥地とは知りませんでした。
大仙堀に沿って醤油醸造蔵が並ぶ風景は、時代劇の撮影にそのまま使えそうです。
こんなに町並みが見事に保存されているのに、観光面では全国区でないのが残念というか、寂しい気がしました。
更家さんは当方以上に古い町並みに興味がおありのように思えます。
全国には知名度が低いが素敵な町並みが沢山あるのでしょうね!今年も色々な所を巡りたいな~
寒さに負けず、過ごしてまいりましょう。では