街道ウォーク<旧東海道<府中宿(静岡駅)~金谷宿(金谷駅)
2011年6月5日 7回目
染飯茶屋跡
江戸時代、この辺りの休憩所で染飯が売られていました。その包み紙に押した版木が残されています。
瀬戸の染飯は東海道が瀬戸山の尾根づたいに通っていた頃から、尾根の茶店で売り始めたと言われ、天正十年(一五八二)の「信長公記」にその名が記されている。東海道が平地を通るようになっても、現在の茶店跡で江戸時代の終わり頃まで売られていた。染飯とは強飯(こわめし)をくちなしで染め、薄く小判型にしたものであったという。くちなしは足腰が強くなるというので、旅人には好評だった。染飯を売るときの包み紙に押した版木が市の指定文化財として石野家に残っている。平成十年五月 青島史跡保存会
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