街道ウォーク<旧東海道<金谷宿(金谷駅)~見附(磐田駅)
2011年6月13日 8回目
伊達方一里塚
静岡県掛川市伊達方
一里塚は、慶長9(1604)年、江戸幕府の命により築かれた。江戸日本橋から1里(約4キロ)ごとに塚が設けられ、松か榎を植えて目印とした。旅人にとって夏は木陰、冬は風よけとして重宝がられた。また、塚の傍らには旅人の必需品が商われたほか、一服できる休息の場でもあった。江戸日本橋から京都まで125里(約500キロ)。掛川市内には佐夜鹿、伊達方、葛川、大池の4ヶ所に塚は設けられていた。ここ伊達方一里塚は、江戸より57番目の塚として街道の両側に築かれ、南側は現・萩田理髪店東側あたり、北側は現・三浦たばこ店屋敷あたりに設けられていた。当時、塚の大きさは直径7間、高さ3間の小山で、一里山と言われた。明治33年頃取り壊されたという。
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