2013年3月16日 横浜<中華街<媽祖廟
媽祖廟 (天后宮)
媽祖廟由来
生まれて1ヵ月も泣き声をあげないため、「林黙娘(りんもうにゃん)」と名付けられた林氏の娘は、小さい時から才知に長け、10歳の頃には朝晩欠かさず念仏を唱え、16歳で神から教えと銅製の札を授けられたといわれています。神通力を駆使し、むしろを用いて海を渡り、雲に乗って島を巡回し、札の力で悪や災いをしりぞけ、病を癒す彼女を人々は、「通玄の霊女」と尊敬の意をこめて呼ぶようになりました。28歳の9月9日に修行を終え天に召された後も、赤い衣装をまとって海上を舞い、難民を救助する姿が見られたので、人々は廟を建てて護国救民の神様として祀るようになりました。その神通力は国に広まり、歴代の皇帝も「天妃」「天后」「天上聖母」などの名を贈り敬意を表しました。「媽祖」は、航海を護る海の神様としてのみならず、自然災害や疫病・戦争・盗賊から人々を護る女神様として、現在でも中国大陸・台湾はもとより、華僑が住む世界各地で信仰されています。文化や生活様式が全く異なる諸外国に移り住み、その地の人々や環境と融合しながらも伝統文化を崩さずに、確固とした立場を築いて地域社会の繁栄の一翼を担う華僑にとって、「媽祖」は心のよりどころとなっています。横浜中華街ホームページより
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