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「大津算盤の始祖・片岡庄兵衛」石碑~旧東海道を歩く(16回目)

2011-08-29 04:18:06 | 旧東海道ウォーク

街道ウォーク<旧東海道<草津~京三条 
2011年8月18日 16回目

「大津算盤の始祖・片岡庄兵衛」石碑

大津算盤は、慶長17年(1612)、大津一里塚町(現大谷町の西側)の片岡庄兵衛が、長崎で明(中国)から算盤を手に入れ、改良を加えたことに始まる。材質は、珠がツゲ、ヒイラギ、ウメ、枠がカシ、カキ、黒たん、紫たんなどで、桁の軸には丈夫な細竹が使用されていた。また枠や梁の裏側(底部)には、作者の居住地と名前が木版印刷された和紙が貼られているものが多い。算盤製造は明治期に入って廃れていったが、算盤師の看板や製作道具、宝永2年(1705)銘の算盤などが現存している。なお製作道具と宝永銘の算盤は市指定文化財

江戸時代、東海道筋のこの付近で売られていた大津算盤は慶長17年(1612年)片岡庄兵衛が、明国から長崎に渡来した算盤を参考に、製造を始めたものと伝える。同家は以後、この碑の西方にあった一里塚付近(旧今一里塚)で店を構え、幕府御用達の算盤師になったという。なお昭和初期まで、この碑の場所にも同家のご子孫が住まわれていた。

☆cosmophantom

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