2019年5月8日 【同期と行く日光】 栃木県
日光東照宮
栃木県日光市山内
日本を代表する世界遺産「日光の社寺」。その中でももっとも有名な「日光東照宮」は徳川家康がまつられた神社で、現在の社殿群は、そのほとんどが寛永13年3代将軍家光による「寛永の大造替」で建て替えられたもの。境内には国宝8棟、重要文化財34棟を含む55棟の建造物が並び、その豪華絢爛な美しさは圧巻です。全国各地から集められた名工により、建物には漆や極彩色がほどこされ、柱などには数多くの彫刻が飾られています。
▼石鳥居 重要文化財
▼五重塔 重要文化財
東照宮入口に立つ一ノ鳥居をくぐったすぐ左手に立つ、高さ約36mの朱塗りの塔。慶安3年(1650)、酒井忠勝公から奉納されたが、落雷により焼失。文政元年(1818)、再び酒井家の手によって再建され現在の姿となった。名工 後藤正秀が手がけた十二支の彫刻があります。
▼表門 重要文化財
▼神厩舎 重要文化財
神厩舎は、ご神馬をつなぐ厩(うまや)です。昔から猿が馬を守るとされているところから、長押上には猿の彫刻が8面あり、人間の一生が風刺されています。中でも「見ざる・言わざる・聞かざる」の三猿の彫刻が有名です。
▲三猿
▼三神庫 重要文化財
東照宮大造替の際に建てられたもので、表門をくぐり右側から正面に鉤の手状に並んでいる。東大寺の正倉院と同じ校倉造[あぜくらづくり]、朱塗りの3棟の建物だ。手前から下神庫・中神庫・上神庫とよばれる。上神庫の妻には、黒と白の「想像の象」といわれる彫刻が飾られており、東照宮三彫刻の一つ。
三神庫・下神庫
三神庫・中神庫
三神庫・上神庫
▲廻廊 重要文化財
▼南蛮鉄燈籠
東照宮には121基の燈籠があるが、中でも有名な燈籠がこれ。伊達政宗公がポルトガルから取り寄せた、南蛮鉄で鋳造させたといわれる2基の燈籠
▼輪蔵(りんぞう)(経堂)
極彩色の彫刻で飾られた建物。重層宝形造という二重になった屋根が特徴で、下層、上層には軒裏までかざり金具がふんだんに使われ、極彩色の彫刻が施されている。
▼鼓楼
▼鐘楼
▼陽明門
▼神輿社 重要文化財
▼唐門 国宝
全体が胡粉(ごふん)で白く塗られ、「許由と巣父(きょゆうとそうほ)」や「舜帝朝見の儀(しゅんていちょうけんのぎ)」など細かい彫刻がほどこされています。
▼神楽殿
眠り猫と坂下門
眠り猫(ねむりねこ)は、日光東照宮の回廊にある建築装飾彫刻作品。伝説的な彫刻職人左甚五郎の作品と伝承されている。
▼坂下門から奥宮へ
▼眠り猫の裏には雀がいる。裏で雀が舞っていても「猫も寝るほどの平和」を表しているとのこと。
▼奥社鳥居(銅製) 重要文化財 1683年(天和3年)に5代目将軍徳川綱吉公が奉納
▼奥社銅神庫(宝蔵) 重要文化財
ここにはかつて家康公の甲冑や刀剣などのご愛用の品々や、位記(いき=天皇から授けられた官位を証明する書状)などの書物が収められていた。
▼石狛犬 重要文化財
▼奥宮拝殿
▼奥宮唐門 重要文化財
▼奥宮宝塔(御墓所) 重要文化財
▼本地堂・鳴竜 鳴き竜の天上画で知られている。
▲㊟ これはイメージです。陽明門の天井画の龍を加工いたしました。
cosmophantom
※コメント投稿者のブログIDはブログ作成者のみに通知されます