2021年12月13日 奈良県
興福寺北円堂(国宝)
奈良県奈良市登大路町
日本に現存する八角円堂のうち、最も美しいと賞賛されるこの堂は、興福寺の創建者藤原不比等の1周忌にあたる養老5年(721)8月に元明・元正天皇が、長屋王に命じて建てさせたものです。
承元4年(1210)頃に再建されました。華麗で力強く、組物に三手先斗栱(みてさきときょう)が使われるなど、創建当初の姿をよく残しており、内陣の天井には中央の大蓮華より光を放つ天蓋が輝き、組物間の小壁ある彩色された笈形(おいがた)が特徴的です。ほくえんどう
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