ソニーから発売 されたBlu-spec CD。技術的な詳しいお話は別のHP等に譲るとして、
ブルーレイ・ディスクの技術を利用した高音質CDをさっそく買って聞いてみました。
ラインナップに私好みのがあまりないんですが、ひとまずELOのディスカバリーを
購入。大昔に発売された普通のCDをすでに持っていたので、ちょっと聴き比べて
みましょう。当時3500円もしたんだね、消費税はまだ存在していなかった時代?
一方のブルースペックは税込みで2500円でした。こちらは2001年発売の
リマスタリング盤を底版にしているので、単純に比較できないんですが…
音は…
比較にならない…普通のCD の出来がひどすぎるんです! この当時は
とりあえずアナログのレコードをデジタル化しただけってソフトが多く、私も含め、
多くの方が「CDの音ってこんなもんだ」と聞いていたと思うんですが、いま改めて
聞いてみると、品質が低すぎますね。その後CD制作の技術が飛躍的に向上、
おそらく2001年にリマスターされて再発売されたものは、かなり改善されていると
思われ、比べるならこれとじゃないとね。
私のお粗末な耳、加えて文章力では、ブルースペックの音の良さをうまく
表現できませんが、今後は間違いなく昔買った普通のCDは聞くことはない…
それは確かでしょう。
このところ、従来のCDプレーヤーで再生できる高音質をうたったソフトが
各社から次々発売、値段も極端に高い設定じゃないのがうれしいね。
各社とも「生産限定盤」なのがちょっと残念。互換性があり、新たなプレーヤーを
購入する必要もないので、ぜひ今後も続けて生産していてほしいところ。
今後の希望としては、ソニー系でいうと私的には、ピンクフロイドの高音質版の発売を
望みたいですね。狂気がスーパーオーディオCDで、ファイナルカット等が
リマスタリング盤で出ていたとは思いますが、ザ・ウォールなどは出てないんじゃ
ないかな? 原子心母もいい音で聞きたいけど、これは発売元は東芝EMIだったか?