旅にしあれば

人生の長い旅、お気に入りの歌でも口ずさみながら、
気ままに歩くとしましょうか…

ご観覧ありがとうございます

2010-04-30 23:17:37 | 展覧会の絵


昨夏、初めて美瑛側(俵真布林道・扇沼山登山口)からトムラウシを目指しました。

前日の激しい雨で登山道は川と化し、楽しみにしていた扇沼山からの眺めも
霧で視界が利きません。ようやくたどり着いた三川台も濃いガスの中…と思いきや、
突風が吹き始めるやいなや急激に視界が開け、みるみるうちに快晴に!
強い風はその後も吹き続けましたが、おかげで視界良好が夕方まで続きました。

この夏は悪天続きだったので花は期待していませんでしたが、思ったより状態はよく、
黄金ガ原に大規模な「白い花畑」が出現。以前見たときは一面ハクサンイチゲだった
印象があるのですが、今回はチングルマの方が目立ったようです。

美瑛から見たトムラウシの山容ってだいたいこんな感じのイメージかなあ? 
なお、写真右端のピークがトムラウシ山頂、その直下に南沼テント指定地があります。


                 【黄金ガ原からトムラウシを望む/2009.07.20 撮影】

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ポプラ・ポプラ~赤羽の丘・冬

2010-04-30 22:17:16 | 展覧会の絵

   
年が変わり、今年の3月9日の写真です。この冬の旅は元々予定にはなく、
4連休が取れたので急きょあわただしくお出かけです。

この日は予報は良くなかった割には、結果的にはまずまずのお天気。しかしながら
晴れ間は多かったけど、山は見えません。夕方近くなって山は姿を現わしましたが、
その時には薄雲が広がり鈍い日しか差さず…とチグハグな一日でした。

2月下旬暖かい日が続き、いったん雪はかなり解けてしまったようですが、
その後寒さが戻り、再び雪が降ったので、この時期としては、なかなかきれいな
雪景色&雪質でした。きらきら輝く雪原と樹影を写します。


♪ 透明な水のような きのうが終わる
   嫌いにならないでね 恋をしたわたしを
  
   風に向かい 空に向かい
   まっすぐに背すじをのばす
   ポプラ並木 見上げている
   やさしい人とふたり



   

これは翌10日の早朝。そのまま山は見え続けたようですが、雲はさらに厚みを増し、
日の出直後にもかかわらず、どっから日が昇ったのかわからないくらい曇り込んで
います。水墨画というかモノクロ写真みたいだけど、「狙っても撮れる写真じゃない」
…と、自分を納得、なぐさめております。


   


二本立てでお送りしてきたこの連載、上の写真はおまけ、勝手にアンコールです。

11日早朝撮影。いったん崩れた天候がこの朝急速に回復、天気の変わり目は
面白い写真が撮れるチャンスがあるので期待したんですが…
それでもきれいな雲の模様が気に入って、広角ズームでポプラと写し込みます。
広角レンズの影響で木が傾いてしまっているのはご愛敬。

山はガスっていましたが、東寄りの強い風に雲がどんどん流れ、「見えてくるな」の
予感通り、帰る直前大雪山が完全に姿を見せ、さらにそのあと、十勝連峰も
すっきり見えたみたいです。あと一日休みがあれば…残念!!
私が自由業だったらもう一日滞在を延ばしたところだけど、サラリーマンは気楽な
稼業じゃないときたもんだ~。しかし、この日はたまたま「予感」が当たりましたが、
天気は回復したものの山は見えないのはよくあるケース。山が見える見えないは
時の運。また次回のお楽しみですね。


♪ ポプラ・ポプラ 春 夏 秋
   冬がきて また春がくる
   ポプラ・ポプラ いつも見てる
   駅からの通学路

   ポプラ・ポプラ いつも見てる
   駅からの通学路


   (ポプラ・ポプラ/詩:谷山浩子)



*私としては久々のまとまった連載記事で疲れました~
  過去を振り返るのもいいけど、どれ、そろそろ旅支度を始めるとしましょうか?

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