高津子山(たかつしやま)へお花見登山です。
登り始めた頃は雲が多く、切れ間から薄日が差す程度でしたが、幸い雲はどんどんとれて、
山頂に着いた時には快晴に近い上天気になりました。しかし、風がものすごく強い…
ここは低山ながら360度のパノラマを楽しめる好展望の山ですが、その分、遮るものの何もない
吹きっさらしなのです。海からの強い南風を受け、ゆっくり写真を撮る気分ではありません。
でも、気温は高めで、寒さは感じませんでしたよ。
山頂部の桜は満開、正確に言うと満開直前ってところでしょうか。一部つぼみが残る状態。
その分花はしっかりしていて、この強風にも耐えて、散る気配はありません。本来なら
明日、明後日と見頃になるところ、残念ながら予報は「雨」。それに持ちこたえたなら、
日曜日が絶好のお花見となりそうなんですが。
今日は平日でしたが、それでもさすがにシーズンです、何組も次々に登ってこられます。
ここは少し歩かねばならない分、知る人ぞ知る隠れ家的な、穴場のお花見場所。
でも、水場やトイレが一切ないので、女性の方にはちょっと勧めにくかったけど、今回、
工事現場で使うような「仮設のトイレ」が設置されていましたよ。お気軽にどうぞ。
このブログは一応「和歌山発信」ながら、ほとんど地元ネタは取り上げられていません。
せっかくですから、ここで、山頂の展望台から撮った写真を元に、ちょびっとだけわが街を
ご紹介しておきましょう。
まず上の写真から。北側を写したものです。中央奥の煙突群が「住友金属・和歌山製鉄所」です。
「やわらかあたま~」(古すぎて、若い人にはわからないよ、このCMネタ)
その手前が紀ノ川河口付近。それに向かって弧を描くように伸びている緑の帯が「水軒堤防」の松林。
江戸時代に築かれた堤防の名残。当時はそのすぐ左まで海だったらしい。しかし、今回
東北地方を襲ったような規模の津波が押し寄せたら、とても持ちこたえられそうにないなあ…
その付け根(一番手前の緑)が、紀州徳川家の別邸「養水園」。海水を引き込んで池にしています。
北東方面。和歌山市の中心部ですね。左手の緑の小山が私のおうち、すなわち「和歌山城」で
ございまする。しかし、これが中心地ですって!? 「和歌山スカイツリー」はどこへ行った?
高層ビル群は「使徒」の攻撃に備え、地下に退避中です…
おかげで100メートルそこそこしかない小山からでも、遮るもののないこの好展望はどうだい!
奥に連なる山脈が、大阪との府県境の和泉山脈。
南方面。砂浜は「片男波海水浴場」。右下の建物は「萬波(まんぱ)」という和歌浦のホテル。
木の向こうの煙突は海南市の火力発電所。その右が「ポルトヨーロッパ」という遊園地のある
人工島。
西方面。右手の島影が淡路島。左のもやっている水平線の向こうが四国。ここは和歌山県の
「朝日&夕日の100選」にも選ばれているけど、ほとんどの場合、海には沈まないと思われるので、
ここで夕日見ていてもあまり面白くはないかもなあ? 私は見たことないけど。
海沿いの傾斜地にへばりつくように立ち並んでいるのが雑賀崎の集落。同じ和歌山市だけど、
ここまで来ると異国ムード漂う別天地。
これが「在りし日の和歌山市の景観記録写真」にならないことを切に願う。
酔った勢いもあって、おしゃべりが長くなりました。この続きはまた後日にでも。
昨日一昨日と晴天が続き、和歌山市平野部の桜も満開となったようです。
ですが今日は天気の変わり目、高気圧の縁にあたるようで、昨日までより雲は多め、
南寄りの風も強く吹いています。もしも昼からも晴れ間があるようでしたら、
お花見に出かけるつもりですが微妙な感じですね。
朝から歯医者に。出来上がった「詰め物」をはめてもらいます。神経がむき出しになっているので
ちょっと「洗われる」だけでも染みて痛い! きれいに治してくれたけど、「歯の縁が薄くなり、
もろくなっているので気をつけてください…」って言われてもなあ… こういう弱虫の歯を持って
生まれ育った宿命です。我慢してできるだけ末長く付き合っていくしかないですね。
それからラディッシュの2回目の間引き&追肥。これで一応最終形態です。あとは大きく育つのを
待つだけなんですが。間引き菜をお浸し(量はちょっぴり)にして頂きました、けっこうおいしかった。
お話変わって、新聞のテレビ欄に「ドロロン・えん魔くん」の番組名を見つけたので、録画予約
してみました。アニメみたいだけど、リメイクなのかなあ? 関西では毎日放送で、深夜、
日付が変わってからの放映です。NHK・BSでは「へうげもの」のアニメ版が始まったようで、
これも一応録画してみたけど、まだ見てません。ついでに言うと「雪の女王」の再放映も。
チューリップの黄色版が咲きそろったので、また撮影してみました。
以下、撮影順です。写真枚数が多くなったけど、重くなってないかな?
チューリップの間に巣を構えた小さなクモちゃん。
ミニミニ・ラッパスイセン。母によると「数年ぶりに」咲いたそうです。
今年はスイセンの開花にはいい条件がそろったのかもしれません。