退職時、部署の責任者からいただいた品です。日本酒の一升瓶がすっぽり納まるサイズの
手作りの革製収納ケースです。この方が趣味で革製品の小物をつくっているとは聞いていましたが、
もはや素人の域を超えている本格的なデザインと仕上がりに驚くと共に、感激して受け取りました。
こちらから積極的に話すことはまずないにせよ、私の現状の旅行スタイルを、聞かれるがままに
お答えしてはいました。しかしそんな大酒のみに思われていたのかなあ?? というか、車内寒いので、
お酒をあおって腹の底から温まらないと寝付けないという話はしたのかもしれません。そんな
雑談に等しいような世迷言を覚えてくださっていたのかもしれませんねえ。
一升瓶を収納した状態。ストラップ付きで、持ち運びも楽です。日本酒を革ケースに収め
持ち運ぶという発想が、そもそも私にはまったくなかったよなあ。同様な品、市販品にあるのでしょうか?
長期旅行の際には一升瓶を備えておき、それを小瓶に移し替えながら旅を続けます。車の振動で
割れないよう、紙箱に収め持ち運んでいました。これがその紙箱に代わるケースとしてそのまま
利用できそうです。
しかしこのしゃれたケースを、車に仕舞いこんだままなのは残念すぎます。小瓶収納用として使い、
たとえばフェリーに持ち込むときに利用、ここから日本酒(あるいはウイスキー)を取り出したら
カッコいいでしょう?
その際、このケースはやや大き過ぎるので、できたらあとひとまわりかふたまわりくらい小さめの
バックの方が使いよいですかね。もし万が一この上司の下で再び働く機会があるとしたら、小瓶用の
ケースつくってもらうようおねだりしてみるかな。むろん、材料費などはこちらで持つのは当然として。
中身のお酒も同時にいただいたもので、紹介しておきます。和歌山市の酒造メーカー・世界一統の
「純米酒・紀州」という銘柄です。ネットで調べたら、税別2200円くらいするんですね。恐縮至極に
ございまする。
私は革製品といえば靴くらいしかもっておらず、普段親しむことは少ないほうです。しかし
こういった品のしっとりした質感に触れると、革製品にこだわる方の気持ちがなるほどわかります。
やはり手入れしないと、カピカピになってくるのでしょうか? 靴用の保湿クリームなら手元に
あるけど、これを流用させさせることができるのかしら。