まず道の駅はくしゅうへ。観光情報を得たかったのだが、ここではそうした案内は行っておらず、
新たなネタはまったく得られずじまいだった。
それで仕方なく、一度訪れてみたかった清春芸術村へ。駐車料金1000円かかると聞いていたが
それはとられず、しかし入場料金が1500円もするので入園はあきらめた。
園内の桜はほぼ満開だったが、老木が多く、全般かなりくたびれてしまっている印象だ。
この特徴ある六角形の建物をバックに、NSPが撮影セッション行ったことがあったようで、
どこなんだろう?と思っていたらここだったわけだ。私にとっては、ある種聖地みたいなところだな。
。
次に、当初行くつもりのなかった「神田の大イトザクラ」へ。看板が目についたので行ってみると、
昔の名前で出ています、変わり果てたお姿に。現在植生回復中とのことだ。
ちょっとわかりづらいかもしれないが、パンフレットの新旧で以前の雄姿が偲ばれる。
前はおそろしく立派な大木で、鈴なりの花を咲かせていたことがわかる。何年前に写した
写真かは知らないが、もしかしたら実際とはあまりに違う姿にクレームがついて、写真
差し替えたのかも。
写真右の古いほうのパンフは、旅仲間のTさんにいただいたもの。なかなかよくできた冊子で、
これを読むとこのエリアに一度行ってみたくなる。特に山岳展望好きにはこたえられない
観光地域だろう。念願叶い、今回初見参と相成った。
走行車線に雪はないものの、すぐ脇には積もった名残があり、高所では雪がそれなりに
降ったみたいだ。冬タイヤを履いて来てはいるが、慣れない雪道、やはり無理せず
よかっただろう。道中長野県の山間部では、本日も時々雪がチラついていた。
山梨県を目前としたあたりから晴れ間も見え始め、眼前そびえる雪山が見えたときは
興奮した。写真は総菜を買うために立ち寄った茅野市内のスーパーマーケットからのもので、
おそらく八ヶ岳連峰だと思う。
その後さらに富士山が拝めたとき興奮度マックスに! 富士山慣れしていない関西人は、
その姿を見られただけでテンションが上がってしまうのだ。
マイカーで山梨県入りしたのも今回が初めてで、関東圏ナンバーの車が一気に増え、
関東弁がやたらと耳につき始めたのは気のせいではないだろう。
4月11日(木) 雨のち曇りのち時々晴れ
昨日は一日雨で、夜間も降り続き、ようやく明け方に止んだ。よく降ったよなあ。
舟川べりへ様子を見に行った。堤防沿いの地道への車両侵入が禁止され、臨時駐車場の協力金
300円が必要となってしまった。知名度が上がるにつれ、大挙して花見客が押し寄せるだろうから、
これは致し方ないところか。
桜は満開寸前の非常にいい状態、しかし今季もうたい文句どおりの四重奏とはならず、菜の花はまだ、
一方、チューリップの一部はすでに咲ききってしまったようで、花がちょん切られていて無残だ。
天気は回復傾向で、四重奏にこだわらなくてもここの桜はきれいだし大いに迷ったのだが、
今回はスルーして、次の目的地に向かうことにした。