北上市に着く頃には上天気となり、(そろそろ満開になるであろう)北上展勝地の桜の下見を
しておくかと思い、現地を目指したがすでに周辺道路が渋滞、清くあきらめ、いい天気なのに
少々持ったいない気もするが、宿泊地道の駅・とうわへ早めにたどり着き、明日に備えた。
併設の温泉はJAF割引で50円引きの500円と、気軽に利用できるので助かる。
気温も上昇、車内の温度を逃がすのが大変だった。この高温で、展勝地もたぶん咲きそろったで
あろうことを確信、あとは天候次第だ。このところの高温傾向で開花が停滞気味だった弘前など、
東北北部の桜も一気に見頃へ向かうこととなったようだ。
横手市街地の桜が満開なので、少し小高い地点にある横手公園の桜の見頃ももうすぐ
なのだろう。
たまたまここの物産館で買って帰った徳用稲庭うどんを母が気に入っていて、必ず買ってくるよう
厳命を受けているのだが、当初のスピードのまま桜の開花が進んでいたとしたら、わざわざ
これを買うためだけに横手市まで北上することになることを恐れていたのだ。
無事目当ての品を手に入れ、で、これもついでというか、このところろくなモン食ってなかったこともあり、
奮発して「横手牛タン定食・1706円」をいただいた。最初食べた時感動したのだが、その後食べるたび
肉が硬くなっていくのは気のせいだろうか?
やはり本場仙台で久々食し直し、自分の感覚に違いがないことを確認せねばならぬだろう。
道の駅・東由利まで移動、朝食休憩を兼ね、パソコンをとりだしあれこれしているうちみるみる天候が回復、
これは期待できるかもと、道の駅・おおうち近くの桜並木まで舞い戻った。
桜には日が当たったが、鳥海山は半分雲がかかったままだった。山とシンクロさせるのは難しい。
ここらへんは「芋川桜つつみ河川公園」として整備されていることがこの看板で判明した。芋川?
あまり聞いたことない名だが、大きな川の支流なのだろうか?
周辺桜がたくさん植えられているし、いずれまた再訪することもあるだろう。
4月22日(月) 曇りのち時々晴れ
この日も予報は悪くなかったはずなのに、早朝すでに薄雲が広がっていた。鳥海山も上部はガスがかかり、
午後は別の場所に移動したので実際のところは不明だが、当初の予定通り本日を中山河川公園での撮影に
当てていたら、またもタイミングを逃し撃沈する可能性が高かった。
道の駅近くの桜並木で粘ってみたがあきらめ移動、市街地の本庄公園へ向かった。
初めて訪れた本庄公園、だいたいこんなものだろうという想定内の桜の規模、雰囲気であった。
昨日は好天の日曜日で、多数の花見客でにぎわったのだろう、その名残、余韻を感じ、たとえば
ゴミ箱周辺にはゴミが山積みだった。しかしそれ以外の場所に残されたゴミはほとんど見受けられず、
園内はきれいで、マナーの良さに感心した。