手塚治虫作品の「ばるぼら」が実子・手塚眞監督によって実写映画化されるということで、
文庫全集から引っ張り出し、このたび再読してみました。正直私としてはそれほど強く
印象の残る作品ではなかったんですよ、一度読んだ段階では。当時ビックコミック誌上で、
問題作「奇子(あやこ)」と力作「シュマリ」の間に挟まれる形で連載されたようで、
「気分休めに書きましたが(中略)手を抜いた小品というわけではありません」とのちに
手塚さんがあとがきで記されているのを見る限り、ご本人の評価は決して低いわけでは
なさそうです。
手塚さんはまたこの作品を「芸術のデカダニズムと狂気にはさまれた男の物語」とも述べ、
主人公の小説家は、ばるぼらと名乗る正体不明でアルコール依存症のフーテン娘に翻弄されます。
誰に感情移入しながら読み進めればいいのかわからないまま、結局今回も、もうひとつ
つかみどころがわからずじまいで読み終えることになりました。なぜ今このタイミングで
この作品が映像化されるのかも。
ばるぼら、紙上では裸でいる場面が多数なんだけど、映画でもそうなんだろうか?
大きなお世話だけど。
かなり強引な種まきだったので致し方ないのですが、各々生育状況にずいぶん差がついている
畝に直植えのコマツナ(小松菜)、本日間引いて最終形態にしました。まあでもどうにかこうにか、
古い種を使い切りたかった目的は果たせそうな気配です。害虫が本格的に動き出す前には
収穫できそうですしね。
カゴのチンゲンサイの一回目の間引きと追肥です。頼りなげにヒョロヒョロしてまして、
これから巻き返せるのか?
また、一週間遅れで種まきした同じくカゴのチンゲンサイも発芽しました。びっしりと密集して
生えているので、明日か明後日、込み合っているところを軽く間引かなければならないでしょう。
コマツナとチンゲンサイの間引き菜。
ラナンキュラスが大きな花を咲かせました。花芽が次々伸びていますし、まだまだ
楽しませてくれそうです。