旅にしあれば

人生の長い旅、お気に入りの歌でも口ずさみながら、
気ままに歩くとしましょうか…

先の旅で読んだ本

2021-05-05 19:08:00 | 図書館はどこですか



この前の旅、北陸~東北春編で読んだ本のご紹介。前回の旅で読んだのは、この「続泥流地帯/
三浦綾子」の一冊のみでした。

読書に着手できたのは旅の後半で、それまでは、朝日新聞別冊の土曜版beと月刊版GROBEを
計6,7冊読んでいました。この別刷りの2誌はいずれも読みごたえたっぷりで、このところ
図書館で借りた本を優先して読むなどしたため、数か月分手を付けられずにいたものが相当数
ストックされ、それを先に読んだのです。

それでも帰宅すると4月発行分が丸々また溜まっているわけで、一向に減る気配なく、当分は
自宅でもこの2誌を優先して読み進めたほうが良さそうです。ある程度タイムリーな話題も
取り上げられていることもありますし(たとえば今だとウィルスの情報など)。


         

続泥流~は、前回の旅で読み返した正編の続きで、十勝岳の噴火に伴う泥流で多くを失った
主人公たちが、幾多の試練を乗り越え、立ち上がり前向きに復興へと歩んでいく姿を描きます。
北海道開拓史のひとつの史実を知る上で貴重な教材であるとも言えるし、フィクションの物語の
部分も大変秀逸で面白く、読み始めたら止まらなくなります。

特に十勝岳山麓を訪れたことのある旅行者で、まだ未読の方がいるのなら、お勧めの作品です。
正続合わせ図書館で借りるなどし、一度お読みになられてはいかがでしょうか。

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