もう幾日雨が続いているでしょうか。さすがに降水量、降雨時間とも徐々に少なくなりつつあるものの、
いつ雨が降りだすかわからない不安定な天候なのは相変わらずです。和歌山市では、観測史上
8月の雨量が過去最高とのことで、誰も経験したことのなかった雨期を今体感していることになります。
南から雨雲が押し寄せ、それが何日も続くというのもこれまであまり記憶がありません。西から
近づいてきた雨雲が雨を降らせ、やがて東へ遠ざかっていくのが一般的で、その場合せいぜい
数日雨天が続いた後、天気が回復に向かうことは、素人でもある程度予測がつきます。しかし、
南から湿った空気が流れ込むことによって発生する雨雲はやっかいで、雨雲レーダーを注意深く観察し、
今度の雲の塊が通り過ぎたら雨が上がりそうだと予想していたら、突如として同じ地点で雲が湧きたち、
途切れることなくどんどんこちら目掛け北上してくるので、いつまでたっても雨の止み間が訪れない
ような日もありました。線状降水帯が発生したとは発表されませんでしたが、おそらくそれに近いような
気象状況でなかったかと思われます。
今回の一連の降雨で、幸い大きな災害が発生していない和歌山市ですが、元々雨の少ない地域でもあり、
全般雨への備えや意識がおろそかな傾向があり、今後同じような気象条件となる可能性があり得ると考え、
これまで以上によりいっそう警戒し、万一の際速やかに避難行動を起こすなどの心構えが必要でしょう。
毎年お盆過ぎにこうした気圧配置が再現、「梅雨が二度ある」ことが当たり前にならないことを祈ります。
今朝はピーマン8個と大長ナス1個を収穫し、追肥を行いました。ナスビは大きいものが
ならなくなりましたが品質はそれほど悪くはなく、昨日もお味噌汁の具材でいただいたものが
とても美味でした。
また、プランターの土の再整備を始めました。新型コロナウィルスはこのままではまったく
収まりそうな気配がまるでなく、物見遊山のお出かけは当分難しそうなので、この秋の
野菜作り体制を進めたほうがよさそうですかなあ。
まだまだ咲き続ける日日草の改良種。初期の頃より、背丈がだいぶ伸びました。
今週後半に向け、晴天が続く予報が発表されました。雨の長いトンネルをようやく
抜けられそうな気配でしょうか。