旅にしあれば

人生の長い旅、お気に入りの歌でも口ずさみながら、
気ままに歩くとしましょうか…

雨の止み間に咲いた白い彼岸花

2021-08-19 19:21:00 | 愛される花 愛されぬ花



まさに梅雨末期のようなひどい天気が続いていて、和歌山市でも8月としては記録的な
降水量を観測したそうです。幸いこれまで、人的な被害、大きな災害は発生してはいませんが、
がけが崩れたり、アンダーパスが浸水し通行止めとなったり、列車の運行がストップするなど、
市民生活に影響が出ています。昨日午後は小康状態となり、一時的ながら久しぶりに青空が広がり、
ここぞとばかり日光浴しておきました。

今日も午前中土砂降りとなりましたが午後は弱まり雨の止み間もあって、庭に出てみると
白い彼岸花(曼珠沙華)が咲いていました。ここ数日庭に出ることすらほとんどままならず、
つぼみがついていることにも気がつかず、突然花が咲いた感じです。


         

二輪一度に咲きました。


    

雨だけでなく風も強まったので、野菜もずいぶん傷めつけられました。写真のナスビも
あまり大きくは育たない気がします。一部地域を除き、全国的な悪天候となっているので、
野菜や果物の生育に影響が出る可能性がありますね。


    

ピーマンはどうにかいい状態を保っているらしく、昨日も17個いっぺんにとれました。


ここまで第4波時と同数程度で抑え込んできた和歌山県の新型コロナウィルス新規感染者数
でしたが、ついに歯止めが効かなくなったようで、今日も過去最多の感染者数を更新しました。
いつ収まるのか、まったく見通せない状況なので困ったものです。和歌山の医療体制もますます
深刻さを増すでしょうし、心配です。

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岩!頑!眼!願! ゲッターロボ・サーガ再び~アーク編

2021-08-19 19:13:30 | 図書館はどこですか




さていよいよこのシリーズも最終回となり、現在テレビアニメ放映中の「ゲッターロボアーク」へ
話が進みます。先にご紹介した真ゲッターロボまでが2002年にまとめて出版された後、
このアークの文庫本は2007年に刊行され、この間、雑誌連載が行われていたことがわかります。

残念ながらこの連載執筆中に作者の石川賢さんがお亡くなりになり、アークは未完のままとなり、
作中では早乙女研究所地中に封印されたゲータードラゴンが復活するところで物語は終わります。

今回改めてアークを読み返してみたら、アニメ版でもキャラクターデザインや前半のストーリー進行など、
概ね原作の漫画に近く設定されていることがわかります。先に述べたように、一部號編でのエピソードが
挿入されるなどアニメ版ならではの工夫も見られ、これは、號編、真編を知らなくても、それなりに
ストーリーが把握できる配慮だと思われます。このあと原作では、ネオ恐竜帝国との共同戦線を契機とし、
ゲッターアークが異次元(遥か未来の宇宙空間?)での戦闘に巻き込まれる展開となるのですが、
はたしてアニメ版でも同じような筋書きとなるのでしょうか?

それよりなにより、やはり最終話をどうするかでしょうかね。尻切れトンボで終わってる原作を尊重し、
あえてアニメでも決着をつけず終了させるのか、それとも、原作者の永井豪さんはご健在なので、
テレビ版ではアークとしての物語(それはゲッターロボ・サーガとしてもになるのでしょうけど)を
完結させるかですね。すでにアニメ版アークでは、漫画版號編で宇宙の彼方(=火星)へと消えた
真ゲッターロボ(=黒いゲッターとも呼ばれている)を再登場させるなど、原作からさらに踏み込んだ
内容となっているので、後半はますます独自の展開となる気配濃厚です。

1クールではすべてを描ききれない気もするし、さて、どう完結させるでしょうか、注目です。


   

ところで、ゲッターロボの原作者なのですが、双葉社の文庫版では、すべて「原作・永井豪」
「作画・石川賢&ダイナミックプロ」で統一されていて、てんとう虫コミック時代の
「原作・永井豪、石川賢」とは異なっています。このあたりかなり微妙なところだと思われ、
ゲッターシリーズに関しては、最初の企画の段階から石川さんが深く関与されていたはずで、
のちの號編以降に関しても石川さんがイニシアティブをとって制作を進めていたこともあり、
原作者として石川さんの名前がクレジットされてしかりだと部外者の目には映るのですが、
このあたり石川さんは別に意に介さずなようで、どうでもいいことなのですかね。

いずれにせよ、永井豪さんが稀代のストーリーテラーぶりを発揮し、漫画版では果たせなかった
ゲッターロボ・サーガの壮大な結末を、このアニメ版で優秀を飾ってくれれば最高なんですよね。

期待しつつ、令和のゲッターロボを今しばらく楽しみましょう。このブログ記事シリーズは
これにて終了です。


【特別寄稿その1・ゲッターと文庫本と私】

省スペースで収納できる点で文庫本サイズのマンガは優れていて、それが当時積極的に
買い求めた理由でもあったわけですが、今回改めて読み返した際に、字が細かくて読みづらく
難儀しました。自身の老眼が、幾年月重ねるうちにずいぶん進んでしまっていたようです。
こうなると、我々熟年世代には字が小さい文庫本よりも、(収納スペースを度外視すると)
むしろ大判サイズを購入したほうがいいことがわかります。あとは、電子版で再購入するなどし、
拡大表示させながら読むとかですかね。文庫本サイズでとりそろえた、手塚治虫全集を
近い将来再読するのを楽しみにしているのですが、もしかしてこれも苦労するのかしら。
読書用のルーペなどの備品を調達しなければならないお年頃なのかもしれません。


【特別寄稿その2・ベテラン声優緒方賢一さん】

私のわかる範囲で、オリジナルのアニメ版ゲッターロボと現在のアークの両方に出演されている
唯一の声優が緒方賢一さんで、正編ではバット将軍、G編ではヒドラー元帥など悪役を演じられました。
今回は(チョイ役で登場するバット将軍ではなく)ハン博士役での出演で、ベテラン声優が話題作りで
ゲスト的に呼ばれたわけでなく、ついこの前も「半妖の夜叉姫」で冥加爺(みょうがじい)役を
演じられるなど、現役バリバリで活躍されている姿に驚かされます。独特のキーの高いダミ声が特徴で、
当たり役としては、「宇宙戦艦ヤマト」のアナライザーとかですかね。ロボットにもかかわらず、
ヒロイン森雪にエッチに迫りまくる様子に、ずいぶん親近感を覚えたものでした。

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