旅にしあれば

人生の長い旅、お気に入りの歌でも口ずさみながら、
気ままに歩くとしましょうか…

ねえマスター ラストオーダーは 破滅までのフルコース~EOS5DMark4追加購入

2022-01-14 19:01:50 | ライカはローリングストーン



日頃、10円、20円と、やりくりしながら生活費を切り詰めて、わずかでも経費を抑える
努力をしながら、モードが切り替わると人が変わったような大盤振る舞い消費をしてしまい
努力を水泡と化してしまう…我ながらあきれますよねえ。でも今の時点では、今度の購入が
私のカメラマン人生で最後の浪費となるはず…なのです。


今回買ったのは、EOS5DMarkⅣ+24‐70mm/F4 レンズキットの再調整品です。アウトレットの
「再調整品」というのを購入するのは今回が初めてで、その定義がいまいちよくのみ込めてなく、
客の手で一度開封されたのち何らかの理由でメーカーに返品され、サービスの手で点検、再調整後、
新品同様に再梱包されたもの…って感じの品でしょうか。

その分新品を買うよりは割安で、今回のケースだと、レンズ代金(10万円弱?)分くらい
お得感がある感じですかね。それで早々に不具合が生じたり、壊れたりしたら元も子もない
わけで、これはもう賭けですわ。まあでも、新品を買っても、当たりが悪く、修理を繰り返す
ようなハズレもあり得るわけで…

本体、レンズ共に、外観のキズや汚れはなさそうです。問題は中身ですよね。これはもう
素人には初見ではまずわかりかね、あとはメーカー、サービスを信じるしかなく、できるだけ
長期間完動してくれるのを祈るだけです。


24‐70mm/F4 はすでに手元に一台所有済みのレンズです。なぜあえて同じ機種を追加したか
というと、このレンズはすでに製造中止となっていて、メーカー純正でこの手の軽量レンズは
今後手に入りそうになく(中古品以外では)、先を見越して買い増した形です。これまで
使ってきた同型レンズは、ひとまずバックアップに回ります。同様に本体は、今後はMark4
×2がメインとなり、二台あるMark3の一台はそのバックアップに回り、片方はマクロレンズを
装着したまま待機させ、マクロ撮影専門普段使い用機種とするつもりです。そして万が一
Mark4が再起不能な事態に陥れば、現役復帰することになります。

Mark4を追加購入する気になったのは、晩秋の旅で初使用し、基本概ね気に入ったからでして、
画素数に余裕があるのでトリミングするにも有利だし、現像ソフトDPP4との相性も良く、
現像に手間暇かける時間が短縮される等の利点があります。ただし、Mark3に比べるとバッテリー
消耗が激しく、電子水準器はオートオフしない、レリーズ専用端子が別箇設けられたのは
いいとして、位置が悪い上、カバーが小さいので使い勝手が良くない…等々、使用上不満が
なくはないとはいえ、この先Mark5登場は絶望的、慣れてつきあっていくしかないのです。


表題の通り、今回の新規購入で本体、レンズともにラストオーダーとなる予定です。というか、
そうなってもらわねば困るわけですが、形あるものはいつかは壊れる運命で、このまま
半永久に現況のラインナップで使い続けられるはずはなく、あとは修理補填および臨機応変に
買い直すなどするしかありません。レンズに関しては上記のモデル以外、手持ちのレンズ群は
現時点ではすべて現行品ですが、私の悲観的観測では、あと2年ほどですべて生産完了品となり、
以降の追加購入は中古品を探すしかないでしょうかね。

今回のことで、「ミラーレス化へ徹底抗戦!」と息巻きたいところながら、現実問題、新規開発が
望めない一眼レフ体制に固執するとお先真っ暗なのは間違いなく、どこで見切りをつけられるか
でしょう。私のカメラマン人生の終止符が先か、抵抗むなしくミラーレス機へ手を出しつつ
存命させることになるのか…




    

「再調整品」の烙印を押された外箱。


         

カメラ本体の違いは今のところ気がつかないけど、レンズに関しては購入時期がずれているので
その間仕様変更があったらしく、刻印のマークなど微妙に違っていて、レンズフードも型番が
変わり、先発が日本製だったのが後者では台湾生産品へと変更されています。

あと、以前カメラ単体で買った際にはついていなかった冊子形状の取説が付属していました。
途中からつかなくなった…のでしょうかね? 相当な分厚さで、読み応えありすぎです。電子版
取説は読む気にならないので、ほとんど目を通していませんでした。紙のほうにはさっとでも
一通り読む気でいます、今のところは…

逆にレンズの取説は入っていませんでした。やや特殊な使い方となる(マクロ撮影時など)
レンズなので、説明書がないのは不親切。単に入れ忘れたのか?


アウトレット品購入を今後もするかどうかは未定ですが、希望の品薄品を手に入れられるなどの
利点をうまく活かせるのなら、ひとつの選択肢として「あり」かもしれません。

コメント
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