5月11日(木) 晴れ時々曇り
丸一年ぶり山登りは、またも東ヌプカウシヌプリへの日帰り登山であった。
登山口の白樺峠の気温は0℃。やっぱり5月の北をなめたらあかん。
お隣の西ヌプカウシヌプリに朝日が当たる。
稜線に出る手前にけっこう雪渓が残っていた。昨年はほぼ消滅していたように記憶する。
再凍結して滑りそう、慎重に歩みを進めた。
また、稜線から上は風がやや強まり、寒さを感じた。
雲海の上に阿寒の山々が浮かぶ。
ウペペサンケの山上部にはガスがかかっていた。
山頂到着、約1時間要する。
ササ原を行く道の大半がまだ雪に覆われていた。
ナキウサギ生息地のガレ場に到着。日が当たる時間帯が多かった割に寒さを感じたのは、
風が冷たく強かったのと、ナキちゃんがあまり出没しなかったから(暇を持て余して)。
昨年同時期よりもさらに少なくなったような印象で、私が観察した限り、5匹程度しか
いないのではなかろうか? また、山の季節の移ろいは昨年よりも遅れているようで、
新芽の芽吹きのない草原は茶枯れたまま、エゾムラサキツツジも咲いていなかった。
なので、撮影していてもあまり気分盛り上がらず、ナキウサギが減っているとの情報が
拡散しているのか、あとでおじさん一人やって来たほかに、この日入山者はなかった。
さてここで問題。上の写真にナキウサギは何匹いるでしょうか?
天候は不安定で、下山時には雲が多くなった。
姿を現したウペペサンケ。
士幌町のじろう食堂で「大ぶりザンギ定食」。100円値上げされ840円になっていた。
おつまみに買い求めた「生産者還元用ポテトチップス」。
地元関西でお土産に渡すと、「おいしい!」となかなかウケがよろしい一品。
ただしかさばるので、最終日にしか大量購入できないのが難点。
上記の答え:少なくとも一匹。
岩の上で日向ぼっこしているのが一匹いるが、写真小さくてわかりづらいかも。
あと、岩穴に潜んでいる個体がいる可能性はあり、滞在中私が観察した印象では、
この範囲ではほかに一匹いるかどうかという感じだ。