旅にしあれば

人生の長い旅、お気に入りの歌でも口ずさみながら、
気ままに歩くとしましょうか…

20230626 北海道夏編⑩ 久しぶりに、みどり鮨を尋ねて 上士幌町

2023-06-25 06:25:02 | Weblog



さすがに連日同じ店のお弁当ばかりでは飽きてきて、前々から考えていながら
実行をためらっていた「みどり鮨」の持ち帰りを試してみた。近くに道の駅が
できて、ここから歩いていけばお酒も飲める、がしかし、それなりの予算が
必要だし、さてどうしようと悶々と延々と堂々巡り。店での飲み食いはいったん
あきらめて、まずは持ち帰りを実践してみたのだ。

みどり鮨での過去のいきさつは、みどり鮨を尋ねて など複数の記事で読めるので、
興味ある方はあわせてご覧願いたい。そういう記事を掲載した覚えはあるのだが、
内容についてはすっかり忘れ去っていて、でも今改めて読み返してみると、
それなりに要点は押さえていたようで、今回も総評はそう大きく違わないのだ。

観光案内所の方によると、アポなしだと「満員です」と断られることが多いとの
ことで、前日予約を入れてみると、あっさり注文を受け付けてくれた。あまりに
あっさりすぎて、こちらの名前も聞かず仕舞いだし、お値段とか、支払い方法
(カードが使えるか)などを確認したかったのだが、聞く前に用が済んだ感じだ。

で当日、やや不安を感じながら開店時間17:00前に来店したところ、しっかり注文は
通っていたようで一安心。



    

特上ちらし寿司が2000円だった。10年近く前が1700円だったから、このご時世、
値上げ幅は抑えられているほうだろう。ちなみに、今時のお店としては珍しくカードが
使えないので、現金の用意をお忘れなく。


    

12cm四方くらいの小ぶりな器で、一見頼りなさそうだけど、具が二段になっている
など、食べ応えは見た目以上にたっぷりだ。たとえば左上角のホタテの下にはイカ
ソーメンが敷き詰められ、右手の中トロも大小二枚重ね、エビの下にはシメサバや
サーモンが隠れているのだ。

内容がまったく同じでないので単純に比較はできないけれど、たしか特上クラスの
「魚真ちらし」が3500円だったと思うので、価格だけ比べるとCPの高さは歴然
だと思える。ビールのあと、日本酒のおつまみにも最適、量が進んだ。大変満足ゆく
内容でござりまする。

それならば、もっと早くから利用すればよかったのにとも思うが、CP高いとはいえ
普段の夕食弁当の約4倍分のお値段、ハレの日にしか食べられへんのよ。


最後に、タイトルの~尋ねては「訪ねて」のほうが適切でないかと迷った。
ところがこの日、キョロキョロ周囲を見渡すおばさん三人連れを乗せた車が
店の前を行き過ぎ、付近を一周、しばらくするとまた戻ってきて、すぐ店の前
だというのに、それでもわからずに、ついに道行く人に店の場所を尋ねる始末。
以前の記事でも触れているが、店構えが渋すぎて、派手な看板がないうえ少し
奥まっているので、たしかこの辺のはずだと、当たりをつけて探していても
見落としてしまうのは無理なかろう。電話の応対といい、やる気があるのか
ないのか、繁盛しているのかいないのか、つかみどころがないお店なのだ。

やはり「みどり鮨を尋ねて」がしっくりくるのではなかろうか。

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20230625 北海道夏編⑨ 東ヌプカウシヌプリ登山パート2 鹿追町

2023-06-25 06:25:01 | Weblog



6月25日(日) 晴れのち曇り

ギャラリーが多そうで避けてきた日曜日の東ヌプカウシヌプリ。天気予報がそこそこ
いい日曜日に、ナキウサギ目当ての登山者がどれくらいやってくるのだろうかと、
怖いもの見たさで一度確かめておこうと考えやってきた。個人的には「毎日登山」で
体を研鑽する目的も兼ねての登山だが、一日休んだくらいではまったく疲れがとれない
まま、約一時間の行程がかなりつらい。


    

今日は朝からまぶしいくらいの日が差して、ウペペサンケもきれいに見えていた。


    

山頂到着。


    

やや霞んではいるものの、十勝平野も見渡せた。


    

夏場は、日が差すとガレ場は完全な逆光で、ナキウサギを探しにくいことがわかった。

この日はすでに先客がいて、私のあとすぐに一組やってきて、その後も次々到着し、
私が滞在中、最大で10組15名ほどが陣取っていた。狭いガレ場でこの人数は、
やっぱり少し窮屈だ。しかもその多くが「子ナキ出没中」の情報を知っているようで、
そちら方面に人が集中、あえて私はそれを避け、逆サイドに向かった。結果的にこちら
サイドのほうが頻繁に出没することとなったが、あまり面白みのある撮影はできなかった。
この時期の親(成獣)は夏毛へ生えかわり途中でまだら模様、毛並が美しくなく、
愛らしい子ナキへ殺到する気持ちもわからなくはない。

やはりできたらギャラリーは5名程度までで、自由にポジション取りできる陣容が
望ましい。

下山時もさらに5組ほどとすれ違った。


    

やがて山沿い中心に雲が沸き立ち、下山時にはウペペサンケもガスに巻かれていた。
一部ではにわか雨も降ったようだ。


    

下山途中、登山道の真ん中、私のすぐ足元をナキウサギが横切った! 

穴に入ってしまったと思ったら…


    

すぐまた穴から出てきて岩上でフリーズした。   

毛並のきれいさといい、子ナキかもしれない。 


    

私さえ動かなければいつまでも観察できそうだったが、コンデジで写していても
つまらない、しびれを切らし少し体を動かしたら、すぐに巣穴に逃げ込んでしまった。

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