どちらにしようかな
こっちにしよう
ガブリ!
ゲット!
準備OK
【十勝岳山麓のナキウサギ 2023.09 撮影】
月・火・水はやってる日が多かったはずと、ごはん屋ことさんへ行ってみると、
またもトラップに引っかかったみたいだ。不規則極まる営業日、とても覚えきれない。
週一日だけ店を開ける日があるけど、食材の維持管理など、どうやりくりしてる
のだろうか?
で、赤猫もとい笹一で「塩野菜ラーメン+ミニチャーハンセット」。
10月7日(月) 曇りのち時々雨
二週間間を開けてみても、状況はあまり改善されていないようで、ナキウサギの
声は相変わらずほとんど聞こえず、ギャラリーの姿も極めて少ないので、あたりは
静まり返っている。この日現場でお会いしたのは、地元旭川のAさんのみだった。
まずクロちゃん現場へ。周囲から鳴き声が数回聞こえただけで姿を拝めず、
上へ移動。ここも気配薄だったが、やっとこさ巣穴からナキちゃんが出てきた
タイミングでAさんがやってきたので、驚いてすぐに引っ込んでしまった。
その後もこの凸凹コンビはギクシャクしながらも、数回撮影に成功し、うち一回は、
この秋では珍しい貯食活動する様子を写真に収められた。遅ればせながら、動きが
活性化したのであろうか?
それなりに納得して下山開始。付近にはこのようなハッとするくらい真っ赤に染まった
紅葉も見受けられるが、その季節感をナキちゃんと同時に写せないのがもどかしい。
無駄な抵抗だろうと思いつつも、カメラを首にぶら下げたまま下山したのが
功を奏したのが、一番下の撮影ポイントに達した時だった。正面の壁でなにか
動く気配がするが気のせいか(今期この場所で一度も見たことなかったので)と
思ったら、ナキウサギだった。9月ここではまったく姿を拝めず、やっぱり
いることはいるんだなあ、出てこないだけで。
荷物を背負ったままの撮影が、やがて荷を下ろし、そして座り込んでと撮影は
続いた。それから約20分くらい、彼女は出ずっぱりで貯食活動を行ったからだ。
今までほぼ音沙汰がなかったのが不思議でならないほど、活発に動き回ってくれた。
秋枯れたロケーションの中、茶色い草を何度も運んでくれたので、この時期らしい
写真を撮れたことにも満足した。
初っ端としては出来過ぎの一日。問題はこれが続くかどうかだ。
昼過ぎ、満を持して望岳台へ向かった。好天、休日、紅葉見頃が重なり嫌な予感、
やっぱり、駐車場付近は人と車が溢れかえっていた。正規の駐車スペースから
漏れ出た車で埋め尽くされ、ほぼ空きスペースはなく、駐車待ちの車が列をなす。
あきらめかけた私、かなり強引ではあるがどうにか滑り込み、車をとめられた。
紅葉、ほぼ見頃なのだろうが、昨年のほうが出来が良かったと思った。この上から
雪を被って三段紅葉だったので、さらにきれいだったのだ。
人出は夕方まで絶えず閉口するも、日没後は一転、一気に閑散とした。