広く浅く

秋田市を中心に青森県津軽・動植物・旅行記などをご紹介します。

本荘へ2020春

2020-03-19 23:56:03 | 秋田の季節・風景
新型コロナウイルスによる自粛で、外を歩く人は減っている。バスや電車の乗客も、学校が休みである分を差し引いても、いつもより少ない印象はあるが、皆無ということでもない。長距離旅行の人はさすがに激減していそう。
震災や自然災害後の自粛は、ほぼ無意味で過剰な自粛と言い切っていいと思うが、今回はそうも言えない。まだ収まっておらず、しかも自分が気づかないうちに感染し、他人に感染させるか分からないのだから…【20日補足・ただ、少人数で注意して行動すれば、現状の東北地方辺りならば、通常通り(=不要不急)の外出や移動は、ほぼ問題ないとも思う。それもあって悩ましい。】

そんな中、JR羽越本線でちょっと本荘へ。
やはり青春18きっぷなどの旅行客は数人、出張など業務のような人は若干。我々、所用の地元の人たちはそこそこ。1~2席の適度な間隔をおいて座れる状態。

乗り物では、換気が行われ、客どうしの会話がなければ、そんなに感染を広げないようなことを言う専門家が多い。新幹線は気密性が高いから危ないという人もいた。
701系電車は?
デッキなし・すきま風少々だからいいのかな? 半自動ドアでも停車中はあえて開けっ放しのほうがいいのでは? おしゃべりが止まらない出張2人連れとは距離をおいたほうがいいのか? エレベーター同様、ドアボタンを押すときは、指先でなく第二関節で押したほうが安全かも(実行していた人が数人)。でも手すりやつり革をつかんでしまったら、それも無意味になるか【22日補足・でも安全上は、つかまるべき。ウイルスを恐れるあまり、つかまらずに転んでケガするのも困る】。
等々考えながらの車窓。

桂根駅通過後、海が見えて、その間に国道7号が並走。
その車の通行量が異様に少ない。でも、少なくともここではコロナウイルスとは無関係。
3月14日に「下浜バイパス」が開通し、そっちへ流れているため。
車が見当たらない下浜駅前。向こうの海が海水浴場
これまでの国道7号は、下浜地区では歩道が不充分な狭い道路が集落の中を抜けており、下浜駅前などで事故が何度も起きていた。
そのため、線路より山側に6.2キロのバイパス、愛称「下浜サンセットロード」が造られた。両端とも、既存部分との接続部(分岐・合流)から近い所で線路をオーバークロスしている。
本荘側では一瞬、バイパスがいちばん海側で写真では2台確認。手前の旧道は車なし

旧道になった道(国道のままなのか??)も、たまには車が通る。業務用では、セブン-イレブンの配送や、
羽後交通 急行本荘秋田線はこれまで通り

下浜バイパスは秋田市内で完結。由利本荘市に入った道川駅付近では、従来の道。
道川駅前も車が…
ここはバイパスに流れていないのに、車が走ってない。やっぱり車の通行量自体も減ったか?
駅の真向かいに「道川ドライブイン 食堂砂丘」という古びた建物がある。同じ建物右側には、隠されているようだが「純喫茶ポプラ」とも。
ドライブインはホルモンで知られていたようだが、今は営業しているのか?

「内道川JRアンダー」の上から。体育館みたいなのは「岩城自然休養村センター」で老朽閉鎖中らしい
ここから山側に曲がった岩城インターと行き来するのか、信号待ちではトラックなどがたまっていた。

18日は天気は悪くなく、風も少し強い程度だったが、海の波は荒かった。
二古信号場付近

二古信号場停車中。海との間に松があり、その手前に枯れた木?
この木はカシワ。カシワは冬の間、前年の枯れた葉が落ちずに残り続けるので、これが正常(分類としては落葉樹)。この枯れ葉で防風効果があるため、松が育たない北海道の一部(網走など)では防風林に使われるのだが、ここでもその意味で植えているのだろうか。

内陸へ入って、多くの列車が通過する折渡駅に珍しく停車。【20日補足・もちろん(?)、折渡での乗降はゼロ。】
ホームは新しそう。駅舎は小さくて古そうだけどわりと立派?

羽越線で久しぶりにワンマン電車に乗った。
JR東日本秋田支社のワンマン放送は、701系導入当初から、声も内容も変わっていないように感じられる。でも、内容はたまに変わっているし、701系でも編成によって微妙に違う場合もある気がする。
今回のN14編成では、「電車(は事故防止のため…)」と「羽後岩谷」が以前と違うアクセント(以前は羽後亀田と同じだった)に変わったような気がしたのと、「下浜」が違和感のあるアクセントだった。「新屋」は地元標準アクセント。

本荘の話は続きます
コメント (4)
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