【サイバー攻撃から10日以上経ったのに、gooが完全復旧しません。当ブログの本格更新やコメント対応は、しばらくお待ちください。
NTTドコモさん、gooさん。すぐ直せないにしても、今、どういう状況で、今後どうなりそうなのか、どうして周知してくれないのでしょう。通信会社がそれでいいのですか。gooの今後が不安になります。】
言葉、日本語の話題。
成人式(今は正確には二十歳の集い)で着る貸衣装のレンタル契約をしたのに、業者の問題により、借りられなくなってしまったというトラブルが2018年に横浜であったが、今回も似たようなのが沖縄県で発生した(2024年末に発覚)。幸い、同業他社の協力で、着られない事態は避けられたようだが。
そのニュースで放送された、関係者のSNSの画面や記者会見での発言で、初めて聞いた、気になる言葉があった。
「成人生(せいじんせい)」
「成人生に迷惑をかける」といった使いかた。
本件では「レンタル契約したお客様」を指すことになるが、言葉としては「成人式に出席する人(たち)」、「成人年齢(今は18歳だけど、ここでは20歳)に達する人(たち)」になりそう。
それって「新成人(しんせいじん)」というのでは?
「新入生」「卒業生」と同じ発想で、「成人生」なのか。
ただし、新入生、卒業生は、学校行事における呼称で、呼ばれる対象が園児児童生徒学生。
「成人生」では、学校とは関係ない催しであり、対象は学生とは限らない。だから、個人的には違和感がある。新語なのか???
ネットで「成人生」を検索してみると、多いというほどではないが、使用例はそこそこあった。
「成人生おめでとう」など、ほぼすべてが「新成人」の意味で用いていた。それこそ貸衣装店、それに美容室、飲食店などが「成人生限定プラン」などをやっているものも。
そして、地域的な偏りがある感じ。
沖縄県と、鹿児島県奄美群島(奄美大島や徳之島)で多い。
それ以外の地域でも、東京を含む関東一円、名古屋、長野、金沢、仙台などで散発的に使用例があった。沖縄や奄美出身の人である可能性もあるが、岐阜出身で名古屋周辺在住という若い人も使っていた。
「自分の子が成人生」というのもあったので、必ずしも若者だけが使うわけではない。
奄美の一部では、地元自治体の公式サイト(議事録等)やネットメディアでも「成人生代表のあいさつ」など使用例があった。沖縄県の各自治体やマスコミは、ほぼすべてが「新成人」を使っていて、沖縄では「新成人」が通用しないというわけではないことになる。
明治以降にできた言葉でも、地域によって差異があるものがある。ある種の方言。
通学区域を指す「学区」と「校区」(他にもあるそうだ)、大学の学年次の「○回生」、書店を青森では「本店」とも言うなど。
「成人生」もその1つなのだと思う。
話がそれますが、10年以上前からだと思うが、テレビの出演者が話す言葉で気になっている語がある。「保育園生/幼稚園生」。
保育園/幼稚園に通う子どもを指して、それなりの頻度で耳にする。
正しく、というか昔から一般的に使われて来たのは「保育園児/幼稚園児」。
認定こども園だと「こども園生」「こども園児」だろうか? どちらも聞いたことがない。
誰が使い始めたのかは知らないが、小学生~大学院生までは「○○生」だから、それに揃えてしまうということなのか。
考えてみれば、法律的には小学校に通うのは「児童」だから、「小学児」でもいいのでは、などとよく分からなくなってくるので、慣例的なものもあるのだろう。
ひょっとしたら、「保育園生/幼稚園生」の延長で、「成人生」が広く使われるようになる時が、いつか来るかもしれない。
さらにその延長で、「厄年生/本厄生」「還暦生」「米寿生」「百歳生」などもできたりするかも。
NTTドコモさん、gooさん。すぐ直せないにしても、今、どういう状況で、今後どうなりそうなのか、どうして周知してくれないのでしょう。通信会社がそれでいいのですか。gooの今後が不安になります。】
言葉、日本語の話題。
成人式(今は正確には二十歳の集い)で着る貸衣装のレンタル契約をしたのに、業者の問題により、借りられなくなってしまったというトラブルが2018年に横浜であったが、今回も似たようなのが沖縄県で発生した(2024年末に発覚)。幸い、同業他社の協力で、着られない事態は避けられたようだが。
そのニュースで放送された、関係者のSNSの画面や記者会見での発言で、初めて聞いた、気になる言葉があった。
「成人生(せいじんせい)」
「成人生に迷惑をかける」といった使いかた。
本件では「レンタル契約したお客様」を指すことになるが、言葉としては「成人式に出席する人(たち)」、「成人年齢(今は18歳だけど、ここでは20歳)に達する人(たち)」になりそう。
それって「新成人(しんせいじん)」というのでは?
「新入生」「卒業生」と同じ発想で、「成人生」なのか。
ただし、新入生、卒業生は、学校行事における呼称で、呼ばれる対象が園児児童生徒学生。
「成人生」では、学校とは関係ない催しであり、対象は学生とは限らない。だから、個人的には違和感がある。新語なのか???
ネットで「成人生」を検索してみると、多いというほどではないが、使用例はそこそこあった。
「成人生おめでとう」など、ほぼすべてが「新成人」の意味で用いていた。それこそ貸衣装店、それに美容室、飲食店などが「成人生限定プラン」などをやっているものも。
そして、地域的な偏りがある感じ。
沖縄県と、鹿児島県奄美群島(奄美大島や徳之島)で多い。
それ以外の地域でも、東京を含む関東一円、名古屋、長野、金沢、仙台などで散発的に使用例があった。沖縄や奄美出身の人である可能性もあるが、岐阜出身で名古屋周辺在住という若い人も使っていた。
「自分の子が成人生」というのもあったので、必ずしも若者だけが使うわけではない。
奄美の一部では、地元自治体の公式サイト(議事録等)やネットメディアでも「成人生代表のあいさつ」など使用例があった。沖縄県の各自治体やマスコミは、ほぼすべてが「新成人」を使っていて、沖縄では「新成人」が通用しないというわけではないことになる。
明治以降にできた言葉でも、地域によって差異があるものがある。ある種の方言。
通学区域を指す「学区」と「校区」(他にもあるそうだ)、大学の学年次の「○回生」、書店を青森では「本店」とも言うなど。
「成人生」もその1つなのだと思う。
話がそれますが、10年以上前からだと思うが、テレビの出演者が話す言葉で気になっている語がある。「保育園生/幼稚園生」。
保育園/幼稚園に通う子どもを指して、それなりの頻度で耳にする。
正しく、というか昔から一般的に使われて来たのは「保育園児/幼稚園児」。
認定こども園だと「こども園生」「こども園児」だろうか? どちらも聞いたことがない。
誰が使い始めたのかは知らないが、小学生~大学院生までは「○○生」だから、それに揃えてしまうということなのか。
考えてみれば、法律的には小学校に通うのは「児童」だから、「小学児」でもいいのでは、などとよく分からなくなってくるので、慣例的なものもあるのだろう。
ひょっとしたら、「保育園生/幼稚園生」の延長で、「成人生」が広く使われるようになる時が、いつか来るかもしれない。
さらにその延長で、「厄年生/本厄生」「還暦生」「米寿生」「百歳生」などもできたりするかも。