2月1日。秋田銀行の通帳の記帳欄がいっぱいになったので、通帳繰越機能付きATMで繰り越し。
2014年当時と変化はなく(ATMの画面デザインは昨年辺りに変更)、ガチャガチャと3分ほどかかって、新しい通帳が出てきた。
下が旧通帳、上が新通帳
そうだった!
秋田銀行の通帳とキャッシュカードのキャラクターおよびデザインが変わったのだった。少し前の秋田銀行【2日訂正】秋田魁新報の経済面に小さく記事が出ていたのを思い出した。
漠然と新聞を見た記憶では、4月頃にでも変わるのかと思っていたが、変更は2月1日から。絶妙のタイミングでの繰り越しとなった。
これまでは「鉄腕アトム」。
新しいキャラクターは、秋田銀行オリジナルの「みみより一家」という3匹のウサギらしい。今回新規に登場したわけではなく、通帳以外の広告などでは何年か前から見かけた。
調べると、秋田県大仙市中仙で飼育される「ジャンボウサギ」がモチーフだそうで、遅くとも2016年には使われていた。
今回、通帳4種とキャッシュカードに、それぞれ違うデザインの一家が描かれた。写真は総合貯蓄口座通帳で、秋田県内の観光名所の四季が背景。
右が裏表紙
通帳の中身は、基本的に変わらないが、従来は地の柄に桜の枝が描かれていた(さらに旧デザインではアトムのキャラクター)のが何もなくなって地紋だけになったのと、一部ページの地紋の色が変わった(定期預金が緑から青など)。
旧通帳裏表紙
アトムの通帳では、裏表紙の秋田銀行のロゴの上に「あなたの10万馬力」とのキャッチコピーが添えられていたのが、新通帳ではなくなっている。10万馬力といえばアトムだから当然だけど、代替のコピーもない。
鉄腕アトムは、「ウッディ・ウッドペッカー」の後を継いで1999年4月から秋田銀行のキャラクターだったようだ。
秋田と鉄腕アトムに特別な縁があるわけではないはずだし、近年はアトムのアニメ化【2日補足・日本ではアトムの生誕年である2003年制作が最後】もなく、アトムというキャラクターを知らない顧客も増えて(「10万馬力」の意味も伝らず)アトムをキャラクターにする価値が低下し、手塚プロダクションに使用料を支払うのも負担なのかもしれない。
個人的には、アトムにさほど思い入れもないし、新キャラクターも、というか通帳にキャラクターが描かれること自体、どうでもいい。【2日補足】通帳キャラクターに関心を持ち、その金融機関と無関係な遠隔地に住んでいても、そのキャラクターの通帳がほしいから口座を開設したという人も、全国的にそれなりに存在するのもまた事実。
【2日追記】通帳デザイン変更の報道を受けた反応がネット上に少数だけあり、「アトムのほうがよかった」「新キャラクター(あるいは新通帳のデザイン)がかわいい」と、賛否が拮抗(って数件ずつですが)している。
ともかく、アトムさんおつかれさまと言っておこう、と思ったけど、ずっと持ち続けているキャッシュカードは、引き続きアトムのデザインだった。(従来の顧客は、再発行手数料を支払わないと新キャラクターのカードはもらえないのでしょうね)
それに、店頭にも、
まだアトムがいた(手前の納税標語は、市制120周年とあるから10年ほど前のもの)
「これからも ずっといっしょに。」と言っているけれど、こういうのは残るのだろうか。おそらく順次撤去されるのだろう。【この後、4月中旬に見てみると、なくなっていた。納税標語はそのまま】
鉄腕の腕がテープで補修されていた
北都銀行では、だいぶ前からオリジナルの秋田犬「ほっくん」をキャラクターとしているし、秋田の銀行からはオリジナルでない漫画やアニメのキャラクターがいなくなったということになろう。
青森では、少し前は青森銀行がスヌーピー、みちのく銀行がトムとジェリーを起用していたが、今はどうなっているだろうか。【6日追記】コメント欄の通り、トムとジェリーは現役とのこと。
2014年当時と変化はなく(ATMの画面デザインは昨年辺りに変更)、ガチャガチャと3分ほどかかって、新しい通帳が出てきた。

そうだった!
秋田銀行の通帳とキャッシュカードのキャラクターおよびデザインが変わったのだった。少し前の
漠然と新聞を見た記憶では、4月頃にでも変わるのかと思っていたが、変更は2月1日から。絶妙のタイミングでの繰り越しとなった。
これまでは「鉄腕アトム」。
新しいキャラクターは、秋田銀行オリジナルの「みみより一家」という3匹のウサギらしい。今回新規に登場したわけではなく、通帳以外の広告などでは何年か前から見かけた。
調べると、秋田県大仙市中仙で飼育される「ジャンボウサギ」がモチーフだそうで、遅くとも2016年には使われていた。
今回、通帳4種とキャッシュカードに、それぞれ違うデザインの一家が描かれた。写真は総合貯蓄口座通帳で、秋田県内の観光名所の四季が背景。

通帳の中身は、基本的に変わらないが、従来は地の柄に桜の枝が描かれていた(さらに旧デザインではアトムのキャラクター)のが何もなくなって地紋だけになったのと、一部ページの地紋の色が変わった(定期預金が緑から青など)。

アトムの通帳では、裏表紙の秋田銀行のロゴの上に「あなたの10万馬力」とのキャッチコピーが添えられていたのが、新通帳ではなくなっている。10万馬力といえばアトムだから当然だけど、代替のコピーもない。
鉄腕アトムは、「ウッディ・ウッドペッカー」の後を継いで1999年4月から秋田銀行のキャラクターだったようだ。
秋田と鉄腕アトムに特別な縁があるわけではないはずだし、近年はアトムのアニメ化【2日補足・日本ではアトムの生誕年である2003年制作が最後】もなく、アトムというキャラクターを知らない顧客も増えて(「10万馬力」の意味も伝らず)アトムをキャラクターにする価値が低下し、手塚プロダクションに使用料を支払うのも負担なのかもしれない。
個人的には、アトムにさほど思い入れもないし、新キャラクターも、というか通帳にキャラクターが描かれること自体、どうでもいい。【2日補足】通帳キャラクターに関心を持ち、その金融機関と無関係な遠隔地に住んでいても、そのキャラクターの通帳がほしいから口座を開設したという人も、全国的にそれなりに存在するのもまた事実。
【2日追記】通帳デザイン変更の報道を受けた反応がネット上に少数だけあり、「アトムのほうがよかった」「新キャラクター(あるいは新通帳のデザイン)がかわいい」と、賛否が拮抗(って数件ずつですが)している。
ともかく、アトムさんおつかれさまと言っておこう、と思ったけど、ずっと持ち続けているキャッシュカードは、引き続きアトムのデザインだった。(従来の顧客は、再発行手数料を支払わないと新キャラクターのカードはもらえないのでしょうね)
それに、店頭にも、

「これからも ずっといっしょに。」と言っているけれど、こういうのは残るのだろうか。おそらく順次撤去されるのだろう。【この後、4月中旬に見てみると、なくなっていた。納税標語はそのまま】

北都銀行では、だいぶ前からオリジナルの秋田犬「ほっくん」をキャラクターとしているし、秋田の銀行からはオリジナルでない漫画やアニメのキャラクターがいなくなったということになろう。
青森では、少し前は青森銀行がスヌーピー、みちのく銀行がトムとジェリーを起用していたが、今はどうなっているだろうか。【6日追記】コメント欄の通り、トムとジェリーは現役とのこと。
青森銀行はオリジナルのaomoを通帳とクレジットカード一体のキャッシュカードに導入しています。
特に秋田犬のゆめの繋がりのあるロシアにその傾向が強いです。
ロシア人も犬好きが多いです。
あけぼの銀行と一緒になる前の北都銀行の旧名羽後銀行のキャラクターも「コロ」ちゃんという秋田犬でしたね。
コロちゃんは可愛いので名前を変えて使って欲しいのですが。
聞いた話しでは新入銀行員は出社して最初にコロちゃんの大型プラスチック人形を磨くことだと笑いながら言ってました。
秋田銀行のウサギのみみより一家、全然可愛くない・・。
秋田の山に行けばオコジョとかもっとマシなのが居るじゃ無いですか・・。
この手のキャラクターで「やられた!」と思ったのが
西鉄のICカード「nimoca」のマスコットですね。
なんでSuicaはペンギンなんて大して可愛くも無くパッとしないキャラにしたのかなあ。
みち銀はまだトムとジェリーなのですね。
aomoとやらは、青い森鉄道のモーリーと同じ鮮やかな水色です。
>あんなかさん
秋田犬はいつの間にか世界的に知られており、昨年辺りから、やっと地元でも秋田犬が盛り上がってきた感じがします。
秋田市にもふれあい施設を作る計画が出たらしいですが、本場はあくまでも大館。(本場を差し置いて)秋田市や秋田県全域を秋田犬と結びつけるのは、どうかなとも思います。ナマハゲやきりたんぽも同じことで、県全体で盛りたてるというのも分かりますが。
個人的には「あきたけん」ではなく「あきたいぬ」が本来の呼称であることを、浸透させてほしいです。
北都銀行は合併もあって、前のイメージを払拭する目的もあったのでしょう。ほっくんがかわいいと言っていた県外の知人もいました。
nimocaは、フェレットで名前はないキャラクターなんですね。由緒はよく分かりませんが、たしかにかわいいです。
北都銀行は、一旦キャッシュカードの廃止を行った上で、ほとぼりが覚めた頃(1~2週間程度)に再度新規発行の申し込みをすれば無料でデザイン変更が可能です。
どのみち、一時的にキャッシュカードが使えない期間が発生しますが。
キャンペーングッズもみみより一家一色、LINEスタンプまで発売され、けっこう早くキャラクターが交代している印象です。
みみより通帳の実物を見ていないので断言できかねますが、一般デザイン通帳の印字面の色彩がそんな感じなので、これを機に統一した可能性もあります。
秋田銀行の場合は、ATM繰越では新通帳のデザインは選べないので、アトムを利用していた人は強制的にみみよりが発行されることになります(北都銀行も恐らくは同じ)。
通帳やキャッシュカードがみみよりになったことで調和がとれた感じがします。
その当時から、ゆくゆくはアトム引退・通帳へもみみより起用と、見越していたのでしょう。
新規停止に伴わない場合も、通帳分割の例として北都銀行や三菱東京UFJ銀行があります。
(三井住友銀行やりそな銀行等は、新規停止後もしばらく貯蓄欄のある冊子を提供していた。ここの総合口座通帳は、いずれも定期預金が別冊)
秋田銀行がこうならないことを祈るのみ。