9月21日から30日まで、秋の全国交通安全運動。
秋田市内に設置されている、秋田県警の道路情報表示装置では、その告知がされていた。
毎度恒例(直近では緊急事態宣言中)の山王大通り東進向き、県庁第二庁舎向かい側の表示機。
「秋の全国交通安全運動実施中!」
相変わらずの、ヘタ文字と、たまにきれいな文字(「運動」?)の混在表示。
紹介していなかったが、これまでも交通安全運動中はこんなのが出ていたはず。
「秋田の道路は歩行者ファースト」
これは全部ヘタ字かな。「フ」が数字の「7」みたいで、それに1本足して「ス」にしたような形。
次の画面は、ちょっとユニーク。今までもあったかもしれないが、初めて見た。
「あぶねがらながら運転やめでけれ」
運転中にいきなり見せられると、混乱しそう。
これもいつものことだけど、行間隔が詰まっていて、下が1行空いてしまっているのも、その原因。
さらに、これは秋田弁の標語。
といっても秋田弁(に限らず広域方言だと思うけど)独特の単語は「けれ」だけ、あとは清音を濁音にした程度。
でも、これは秋田県(県警でなく知事部局)主催「令和2年度交通安全作品コンクール「あきた弁川柳」最優秀賞」に輝いた、大仙市の人の作品だった。
コンクールの公式発表では「あぶねがら “ながら運転“ やめでけれ」表記で、訳は「あぶないから “ながら運転“は やめてくれ」としている。
作者の表記を尊重するべきかもしれないが、この表示では、ひらがなばかりで視認性・可読性が悪い。
ダブルクォーテーションマークを省いてしまっているくらいだから、いっそ「危ねがら」にすればいいのに。部分的に色を変えることもできよう。
山王大通りの表示機は、新しいタイプ。国道13号卸町付近、西進向き開橋手前などには、古くてドット数(ドット密度?)が少ない旧機種もある。両者で文字は同じだが、配置や文面は異なる場合もあった。
交通安全運動中は、
「秋の交通安全運動実施中!」
「全国」を抜いて、4文字×3行にぴったり収めた。
では次の画面は?
「あぶねがら~」は文字が多すぎるし、「秋田の道路は歩行者ファースト」でも1文字余ってしまう。
「あぶねがら ながら運転 」
五・七で1画面、残る下五を次の画面で、
「やめで けれ!」
そう来たか!
「あぶねがら ながら運転 」は改行と余白が不自然。やっぱり「危ねがら」にすれば収まるのに、と思いかけたが、ふと“縦読み”すると、
「あらら」
右は「がが」だし、次の「ねな」も文字の形が似ていてちょっとおもしろい。
もしかして、狙ってこうしてるの?
先日、道路標識「自転車及び歩行者専用」と「歩行者専用」の違いを知った。
(通行が許可された)車両の徐行と、歩行者の通行位置が両規制で違っており、同じ道路(の同じ時間帯)に対して、この2つの標識を設置するということは、危険であり得ないのだった。
ところが、秋田市内で2か所、そのような場所があることを前から指摘していた。
そのうち、みずほ銀行秋田支店宝くじ売り場横の仲小路西端。同じ向きの左右に、この2つの標識が設置されていた。
(再掲)
それが今は、
あらら
標準サイズの歩行者専用だった向かって左も、小型の自転車及び歩行者専用に代わっていた! 当然「自転車を除く」の補助標識は撤去。そう言えば、8月初めに気が付いていたのを忘れてしまっていたかも…
もう1つの高陽地区の例を2020年5月にアップした時に、みずほ銀行横を改めて撮影して掲載したから、今年春では未交換だった。いずれにしても、ごく最近、交換されている。
(再掲)在りし日の歩行者専用
現在
支柱は変わっていない。以前の標識の跡と汚れが残り、棒に対して標識が小さくて、ちょっと変。
交換された自転車歩行者専用標識は、見るからに新しくはない。裏を見ると、
「H21」=2009年
以前の標識には、裏面のシールがなかったので、道路管理者である秋田市設置かもと推測した。
しかし、交換後にはシールが貼ってあり、このような中古品のストックを回して設置できるということは、県警管轄だったのか。
ここの矛盾は解消した。
それにしても、少なくとも9年もおかしな状態で放置され続けたのが、なぜ、このタイミングで交換されたのか。
場所柄、車がぶつかって壊れたということはなさそうなので、警察関係者か部外者か知らないが、誰かが「これはおかしい」と気付いて、警察の知るところとなり、交換されたのだろう。
でも、そもそも警察が規制の意味(=警察庁の示した基準)を理解せずに矛盾した標識を設置したのが原因。しかも、ここは秋田中央警察署に近く、県警本部も遠くない。毎日、何十人もの警察官が通り、目にしているはずなのに、何年も誰も疑問に感じなかった(もしくは報告しなかった)というのは、疑問。
秋田市内に設置されている、秋田県警の道路情報表示装置では、その告知がされていた。
毎度恒例(直近では緊急事態宣言中)の山王大通り東進向き、県庁第二庁舎向かい側の表示機。
「秋の全国交通安全運動実施中!」
相変わらずの、ヘタ文字と、たまにきれいな文字(「運動」?)の混在表示。
紹介していなかったが、これまでも交通安全運動中はこんなのが出ていたはず。
「秋田の道路は歩行者ファースト」
これは全部ヘタ字かな。「フ」が数字の「7」みたいで、それに1本足して「ス」にしたような形。
歩行者ファーストについては、以前に比べると若干改善したものの、まだまだ。
警察署の真ん前の横断歩道を歩行者が渡ろうとしていても、(充分に安全に停止できる状況なのに)停まらないんだもの…(そしてそのことを警察署に伝えたのに、別段対策されていない。)
警察署の真ん前の横断歩道を歩行者が渡ろうとしていても、(充分に安全に停止できる状況なのに)停まらないんだもの…(そしてそのことを警察署に伝えたのに、別段対策されていない。)
次の画面は、ちょっとユニーク。今までもあったかもしれないが、初めて見た。
「あぶねがらながら運転やめでけれ」
運転中にいきなり見せられると、混乱しそう。
これもいつものことだけど、行間隔が詰まっていて、下が1行空いてしまっているのも、その原因。
さらに、これは秋田弁の標語。
といっても秋田弁(に限らず広域方言だと思うけど)独特の単語は「けれ」だけ、あとは清音を濁音にした程度。
でも、これは秋田県(県警でなく知事部局)主催「令和2年度交通安全作品コンクール「あきた弁川柳」最優秀賞」に輝いた、大仙市の人の作品だった。
コンクールの公式発表では「あぶねがら “ながら運転“ やめでけれ」表記で、訳は「あぶないから “ながら運転“は やめてくれ」としている。
作者の表記を尊重するべきかもしれないが、この表示では、ひらがなばかりで視認性・可読性が悪い。
ダブルクォーテーションマークを省いてしまっているくらいだから、いっそ「危ねがら」にすればいいのに。部分的に色を変えることもできよう。
山王大通りの表示機は、新しいタイプ。国道13号卸町付近、西進向き開橋手前などには、古くてドット数(ドット密度?)が少ない旧機種もある。両者で文字は同じだが、配置や文面は異なる場合もあった。
交通安全運動中は、
「秋の交通安全運動実施中!」
「全国」を抜いて、4文字×3行にぴったり収めた。
では次の画面は?
「あぶねがら~」は文字が多すぎるし、「秋田の道路は歩行者ファースト」でも1文字余ってしまう。
「あぶねがら ながら運転 」
五・七で1画面、残る下五を次の画面で、
「やめで けれ!」
そう来たか!
「あぶねがら ながら運転 」は改行と余白が不自然。やっぱり「危ねがら」にすれば収まるのに、と思いかけたが、ふと“縦読み”すると、
「あらら」
右は「がが」だし、次の「ねな」も文字の形が似ていてちょっとおもしろい。
もしかして、狙ってこうしてるの?
先日、道路標識「自転車及び歩行者専用」と「歩行者専用」の違いを知った。
(通行が許可された)車両の徐行と、歩行者の通行位置が両規制で違っており、同じ道路(の同じ時間帯)に対して、この2つの標識を設置するということは、危険であり得ないのだった。
ところが、秋田市内で2か所、そのような場所があることを前から指摘していた。
そのうち、みずほ銀行秋田支店宝くじ売り場横の仲小路西端。同じ向きの左右に、この2つの標識が設置されていた。
(再掲)
それが今は、
あらら
標準サイズの歩行者専用だった向かって左も、小型の自転車及び歩行者専用に代わっていた! 当然「自転車を除く」の補助標識は撤去。そう言えば、8月初めに気が付いていたのを忘れてしまっていたかも…
もう1つの高陽地区の例を2020年5月にアップした時に、みずほ銀行横を改めて撮影して掲載したから、今年春では未交換だった。いずれにしても、ごく最近、交換されている。
(再掲)在りし日の歩行者専用
現在
支柱は変わっていない。以前の標識の跡と汚れが残り、棒に対して標識が小さくて、ちょっと変。
交換された自転車歩行者専用標識は、見るからに新しくはない。裏を見ると、
「H21」=2009年
以前の標識には、裏面のシールがなかったので、道路管理者である秋田市設置かもと推測した。
しかし、交換後にはシールが貼ってあり、このような中古品のストックを回して設置できるということは、県警管轄だったのか。
ここの矛盾は解消した。
それにしても、少なくとも9年もおかしな状態で放置され続けたのが、なぜ、このタイミングで交換されたのか。
場所柄、車がぶつかって壊れたということはなさそうなので、警察関係者か部外者か知らないが、誰かが「これはおかしい」と気付いて、警察の知るところとなり、交換されたのだろう。
でも、そもそも警察が規制の意味(=警察庁の示した基準)を理解せずに矛盾した標識を設置したのが原因。しかも、ここは秋田中央警察署に近く、県警本部も遠くない。毎日、何十人もの警察官が通り、目にしているはずなのに、何年も誰も疑問に感じなかった(もしくは報告しなかった)というのは、疑問。
由利の方に行くと新直轄の高速情報ばかり。
湯沢事務所管轄のが一番好きです。
県管理の表示もありますが、秋田市は3桁単独国道が無いため飯島と下北手にしかありませんが。
そんな努力か、コロナで出足が落ちたからか知りませんが、秋田市は死亡事故0が200日になりました。
見てすぐ分かって、印象的なものを工夫してほしいです。
日に日に日が短くなり、これからが要注意の季節ですね。