広く浅く

秋田市を中心に青森県津軽・動植物・旅行記などをご紹介します。

たけやバリューサンド

2024-10-20 09:31:54 | ランチパック
山崎製パン(ヤマザキ)「ランチパック」の青森・秋田版が、工藤パン・たけや製パン「フレッシュランチ」。
両社ともヤマザキと提携関係にあり、ランチパックを含む一部商品の製造を受託している。したがって、フレッシュランチはランチパックのパクリ商品などではなく、ヤマザキも認めている商品なのだと思うし、製造設備は共通なのだろう。

工藤パンとたけやのフレッシュランチは、それぞれラインナップやパッケージデザインは異なり、かつ県を越えて流通することはないと思われるので、名前・製法・コンセプトが同じながら、違う商品が隣り合う県で売られていることになろう。
2010年頃までは、青森でも秋田でも、ランチパックより幅を利かせていたフレッシュランチだったが、その後、ランチパックの勢力が増して、あまり製造されなくなった。
たけや版は、近年は、年に1~2回、思い出したように新商品が1つ出て、数か月で終売というパターンになり、すっかり存在感が薄れている。

2024年10月の新商品。
右はヤマザキ「ランチパック ボロネーゼ」。仙台工場製
ランチパックの包装とラインの位置がぴったりそろうものの、色数が少なく、たけやのキャラクター「たけ子」がいる、ということで、久々のフレッシュランチ新商品かと思いきや、表示の通り、
バリューサンド 2種のメンチカツ スーパーで税込み117円
「バリューサンド」は過去に発売されたことはなかったと思う。新シリーズ登場ということか?

ランチパック、フレッシュランチと同じ作りで、2個入り。中身が違って、「ポークメンチ」と「キャベツメンチ」が1個ずつ(どちらも1個195kcal、食塩相当量ポーク0.6g、キャベツ0.8g)。ポークのほうは、パン表面に山形食パンの焼印入り。
2個の中身が違い、区別に焼印を入れるという手法は、ランチパックでは何年か前からやっている。たけやフレッシュランチでは初だろう(アベックトースト系ではあったか)。
断面。左・キャベツメンチ、右・ポークメンチ
キャベツメンチカツというものになじみがなく、キャベツだけのカツかと思いかけたが、肉も入っている。両者で食感は違うが、そんなに大差ないような。どちらもカラシマヨネーズっぽい味が少々(サラダクリーミードレッシング?)。

にしても、フレッシュランチとバリューサンドの違いとは?
中身も、味も、値段も、フレッシュランチとして発売しても良さそうなのに。
フレッシュランチとバリューサンドの今後はどうなるか。

コメント (2)    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« 秋田のキプロス 解体と由来 | トップ | トピコ駅弁まつり’24 »
最新の画像もっと見る

2 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
煎餅布団ならぬ煎餅パン (あんなか)
2024-10-23 01:45:50
私はランチパックが好きで新商品を楽しみにしています。
量も小腹が空いたときには丁度良いし。
親戚の前で食べていたら「なんだその薄っぺらいサンドイッチは。まるで煎餅布団ならぬ煎餅パンだな」と。
でも某コンビニのサンドイッチより具がしっかり入っているしあのお値段。
満足度は高いです。
返信する
布団がほとんど (taic02)
2024-10-23 19:41:03
最近のコンビニサンドイッチは、ほんとに…ですよね。そっちのほうが、せんべいぶとんというか、ふとんがほとんどというか。
ランチパックも高くはなりましたが、たしかに総合的に考えればコストパフォーマンス良好です。
ライバルのフジパンスナックサンドも興味深い商品が増えた感じがします。そして、たけや・工藤パンのフレッシュランチも、もうちょっと増えてくれると楽しいですけれど。
返信する

コメントを投稿