広く浅く

秋田市を中心に青森県津軽・動植物・旅行記などをご紹介します。

秋田のキプロス 解体と由来

2024-10-17 19:59:15 | 秋田のいろいろ
秋田市に「キプロス」を名乗る建物が2つ存在することを、2019年に取り上げた。
川反(大町通り・赤れんが館通り)、大町四丁目の飲食店テナントビル「キプロスビル」と、広面字樋口のアパート「キプロス樋口」。
秋田とキプロスのつながりは思い付かないし、由来を想像できない。所有者が同じなのかもと考えたりしていた。

キプロスビルのほうは、2019年時点で3階建てのうち2階が空いていた。その後、新型コロナウイルス感染症の影響もあったのだろうか、1階と3階の店もやめてしまって、空きビルになった。
Googleマップストリートビューで見ると2020年10月から2022年10月の間に、外壁の黒い装飾が取り払われ、かつてと同じ白い外観になって、2024年5月時点では「テナント募集」となっていた。

しかし、今は、
囲われた
「建築物等の解体等の作業に関するお知らせ」が掲出されているので、解体されるのだろう。工事期間は9月1日~12月31日。

キプロスビルがなくなってしまう。謎を残して。

と思いきや、謎が解けたかも?!

黄色い背景の発注者名に注目。ビルの所有者名ということだと思う。
「株式会社木村プロパン」
聞いたことがあるようなないような、秋田市河辺にある企業。

木村プロパン、キムラプロパン、略して「キプロ」。それにどこからか「ス」を持ってきて、「キプロス」なのでは???

以前の記事に、秋田市寺内にある「タプロス株式会社」が、キプロスと響きが似ているのを思い出して追記した。同社はプロパンガスを含む燃料・住宅設備等を扱う企業で、1992年から現社名。旧社名の「太平プロパン」などから作ったと、公式ホームページで説明がある。「ス」はServiceとSafetyとのこと。
タプロスとキプロスにつながりがあるのかは知らないが、同業だし、我ながらいい線いってた。


解体後の跡地はどうなるのか。NEWキプロスビルとか、キプロスパーキング(「キプロスビル月極駐車場」は隣接地にある)なんかができたりして。続きはこちら

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2 コメント

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木村グループ (FMEN)
2024-10-17 20:45:11
和田、御野場、飯島にある木村スタンドの会社ですな。
アフターコロナで客入りが戻るかと思えば物価高を受けたとかでしょうか。
ガソスタはたぶんない(ただこのビルの近くに大昔ガソスタありましたよな)としてビルが懲り懲りで酒場では駐車場に需要が弱いとなればコンビニとか?
ただローソンこのあたり弱いしセブンがすぐそばでは。
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事業本部は至近 (taic02)
2024-10-17 22:46:59
木村スタンドは広面にもあって、「(株)木村スタンド 事業本部」はキプロスビル近く、日銀前交差点のミタビルに入っているようですね。

コロナ後の川反がどうなっていくか。新しくはない建物だったので、見限ったこともありそうです。川反の本通りではなく、大町通りなので、使い道はそれなりにありそうな場所です。
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