2020年10月の秋田中央交通バスダイヤ改正関連。「回送中」のほかにもう1点発見。羽後交通にも関わる話。
そして、前々から当ブログで取り上げようと思いつつ、またリクエストいただいたことがあったが、面倒で後回しにしてしまっていた話。
以前から気になっていて改善すべきと思っていたことだったので、方向性としては歓迎したい。
秋田市中央部、山王十字路の南側、県道56号(広義では新国道と呼べる)、北都銀行旭北事務センター前に設置された「山王十字路」のバス停名称が、「山王三丁目」に変更された。長崎屋経由大川反車庫方面(変則的。後述)、新港線(しんこう線。新屋-土崎・飯島)と羽後交通 急行秋田-本荘線のバス停。
県道26号・竿燈大通り側の山王十字路バス停は変更なし。
北行き側山王三丁目。最近では珍しく、以前の表示板への重ね貼りで「十字路」が透けている
ただ、このような改変は、事前の告知が法令で義務付けられている。必ずしもホームページに載せる必要はなく、現地などに掲示すればいいようで、羽後交通は実施しているので問題ないが、中央交通分に関しては未確認。中央交通では、以前も予告なしで同じことをしたことがあった。バスはみんなが利用するもの。配慮していただきたい。
山王十字路を中心としたバス停配置を略図を示す。作り置きしていた図なので、名称変更前の時点としてご覧ください。
上がほぼ北。青や赤の●とA~Dはバス停 ※無関係の割山線上り関連は省略
「山王十字路」というバス停はA~D。十字路の東・竿燈大通りと、南・新国道に、2セット存在した。今回、CとDが山王三丁目になった。
なお、地名としての山王三丁目は、この付近の県道西側一帯だから間違ってはいない。秋田銀行本店や山王中学校、旭北小学校、県庁第二庁舎が含まれる。県道東側は旭北錦町。
交差点としての山王十字路を通過する路線バスのルートは4通り。
1.西~東 県庁~駅
2.北~東 新国道~駅
3.東~南 駅~長崎屋バスターミナル
4.北~南 新国道~長崎屋バスターミナル
運行本数が多い1と2は、特段問題にならない。
4の新屋(片道のみ南高校も)と土崎・飯島方面の新港線も、直接は問題ない(が今回影響を受けた)。
問題は3の長崎屋経由車庫行き。このルート上に、「山王十字路」バス停が2度存在することになる(羽後交通も同様だが後回しにします)。しかも、その次の「旭北前(きょくほくまえ)」バス停も、知らない者には落とし穴。
上の図から、秋田駅西口~長崎屋バスターミナル~大川反車庫の経路上にあるバス停(図中赤と青)を拾ってみる。なお、中央交通ホームページ掲載の公式な路線図でも、同じように読み取れた。
大町二丁目 - 山王十字路 - 山王十字路(現三丁目) - 旭北前- 長崎屋バスターミナル となる。
実際に乗車してみると、乗降できない停留所が存在し上記とは異なり、かつ上下で異なる。
一方、下りでは山王十字路(B)と山王三丁目(D)の両方で停車する。
改称前の下りの車内放送ではBでもDでも「次は山王十字路」と流れていた。一部車両に搭載されている、液晶ディスプレイの運賃表示器(レシップ製OBC-VISION)には、3つ先までのバス停名が表示される画面があるが、それでは「山王十字路」が1つしかないように表示(大町二丁目→山王十字路→長崎屋バスターミナル)され、Bの山王十字路通過後、Dの山王十字路の放送が流れても、画面が進まずに同じものが表示され続けていた。
各バス停の時刻表は、当然、それぞれから乗車できる路線のものだけが掲出されていた。見れば分かるわけではあるが、これ以外の場面では告知がないのだから、現地に来て初めて知る人もいるかもしれない。
まさに山王三丁目に所在する、秋田銀行本店や山王中学校辺りから、秋田駅方面へバスで向かいたい人は、Cのバス停からは乗車できないのだった。道幅が広く横断箇所も限られるため、山王三丁目から駅方向へのバス停は遠い。県庁第二庁舎前やAの山王十字路になってしまう。
近年は、多少親切になって、状況説明が加えられた。
2019年の山王十字路(C)
ここは新港線専用で、駅方面はAの山王十字路を使うよう案内している。広い道路を2度横断し、300メートルほど歩くことになる。
そして「乗る」人はまだしも、「降りる」人は…
ホームページの時刻表検索では、AとBは「山王十字路(竿燈大通り側)」、CとDは「山王十字路(新国道側)」と別名称扱いで登録され、検索結果は実態と合致していた。改称後は三丁目は変更され、大通り側はそのままカッコが残っている。
※羽後交通本荘線は、また違った扱い。後日。
南北方向の新港線では、
山王二丁目-山王三丁目(旧十字路)-旭北前-長崎屋バスターミナル
と、沿道のすべてのバス停に素直に停車する。※長崎屋とその前の路上の旭北錦町は、市営バス移管の関係で少々複雑なのだけど、別として。
これまで新港線には、市営バス時代から何度か乗っていたのに対し、長崎屋経由は10回も乗っていない。だからなじみが薄く、数年前まで、長崎屋経由も全部のバス停に停まると思いこんでいた。
事実を知った時は驚いた。そしてどこにも説明がなく、乗らないと分からないことが不親切に感じられた。
かつての「谷内佐渡」バス停と同じ、いやそれ以上の複雑さがある。
長崎屋経由駅行きが、Cを無視するのは、右折に備えた車線変更が厳しいという事情があるのだろう。
ならば、車庫行き下りもDを無視というのは、多少は需要があるだろうし、停車に支障はないからあんまりか。
じゃあ、Bの山王十字路は、県庁(と新国道)経由に任せて、長崎屋経由はBを通過扱いにすれば、上下で統一されてすっきりするけれど、Bの山王十字路での需要は多く、それだけの理由で通過させるのもまずいのだろう。
2019年の旭北前北行き側。次の山王十字路と同時刻
あと、名称からして不思議だった旭北前は、乗降も不思議な扱いなのは、かつて新港線が市営バス路線だった関係もあるのかもしれない。羽後交通にはそもそも旭北前がない。
2019年の旭北前南行き側。反対側にはない「上記のダイヤのみ停車いたします。」が加えられている
バス停の乗降扱いは現状のままとしても、「同名バス停が2つ続く」「上下や路線で乗降できないバス停があるのに、そのことが(現地以外では)明確に告知されていない」のが問題だと思っていた。
山王三丁目への改称で、前者は解消された。
後者の告知については、引き続き難がありそう。改称すら告知していないのだから。
全国的に、交差点に近いバス停では、道路形状や路線のルートの都合上、同名バス停が離れて複数存在することは珍しくはないと思う。
高知市の「はりまや交差点」周辺では、とさでん交通の路面電車は「はりまや橋」停留所が山王十字路同様に離れて分散設置される一方、同社のバス停は「はりまや橋」「北はりまや橋」「南はりまや橋」と、名称を区別した上で分散している。
ここも「山王十字路南」でも良かった気もする。直感的には三丁目より分かりやすい。
【26日追記】竿燈大通り側の名称を変えなかったのは、通る路線・本数が多いので、案内の手間や利用者の混乱が大きくなりかねず、あえて手を付けなかったのだと思う。
これにより、新港線は山王十字路バス停は通らなくなった。LEDの経由地表示には「山王十字路」があったはずだから、そこは変更されたはず。そのついでに「回送中」なども差し替えたのかな。
羽後交通では、現地で告知してくれたが、それには「定期券はそのまま使える」旨も説明があった。それを見て思い出した。山王十字路は、中央交通でも運賃境界だった。
山王十字路の運賃区間で乗降(区間の端)する定期券では、券面が「山王十字路/山王三丁目」みたいになるのだろうか。たしか柳原経由と牛島経由では「南高校/大野口」となっていたはず。まだゴム印を押す定期券だろうから、新しくハンコも作ったのかな。
羽後交通側の状況など後日。その前に市営バス時代の話。
※おそらくこれと同じタイミングで、「秋大糠塚官舎前」が「秋大糠塚宿舎前」に変更された。
そして、前々から当ブログで取り上げようと思いつつ、またリクエストいただいたことがあったが、面倒で後回しにしてしまっていた話。
以前から気になっていて改善すべきと思っていたことだったので、方向性としては歓迎したい。
秋田市中央部、山王十字路の南側、県道56号(広義では新国道と呼べる)、北都銀行旭北事務センター前に設置された「山王十字路」のバス停名称が、「山王三丁目」に変更された。長崎屋経由大川反車庫方面(変則的。後述)、新港線(しんこう線。新屋-土崎・飯島)と羽後交通 急行秋田-本荘線のバス停。
県道26号・竿燈大通り側の山王十字路バス停は変更なし。
北行き側山王三丁目。最近では珍しく、以前の表示板への重ね貼りで「十字路」が透けている
ただ、このような改変は、事前の告知が法令で義務付けられている。必ずしもホームページに載せる必要はなく、現地などに掲示すればいいようで、羽後交通は実施しているので問題ないが、中央交通分に関しては未確認。中央交通では、以前も予告なしで同じことをしたことがあった。バスはみんなが利用するもの。配慮していただきたい。
山王十字路を中心としたバス停配置を略図を示す。作り置きしていた図なので、名称変更前の時点としてご覧ください。
上がほぼ北。青や赤の●とA~Dはバス停 ※無関係の割山線上り関連は省略
「山王十字路」というバス停はA~D。十字路の東・竿燈大通りと、南・新国道に、2セット存在した。今回、CとDが山王三丁目になった。
なお、地名としての山王三丁目は、この付近の県道西側一帯だから間違ってはいない。秋田銀行本店や山王中学校、旭北小学校、県庁第二庁舎が含まれる。県道東側は旭北錦町。
交差点としての山王十字路を通過する路線バスのルートは4通り。
1.西~東 県庁~駅
2.北~東 新国道~駅
3.東~南 駅~長崎屋バスターミナル
4.北~南 新国道~長崎屋バスターミナル
運行本数が多い1と2は、特段問題にならない。
4の新屋(片道のみ南高校も)と土崎・飯島方面の新港線も、直接は問題ない(が今回影響を受けた)。
問題は3の長崎屋経由車庫行き。このルート上に、「山王十字路」バス停が2度存在することになる(羽後交通も同様だが後回しにします)。しかも、その次の「旭北前(きょくほくまえ)」バス停も、知らない者には落とし穴。
上の図から、秋田駅西口~長崎屋バスターミナル~大川反車庫の経路上にあるバス停(図中赤と青)を拾ってみる。なお、中央交通ホームページ掲載の公式な路線図でも、同じように読み取れた。
大町二丁目 - 山王十字路 - 山王十字路(現三丁目) - 旭北前- 長崎屋バスターミナル となる。
実際に乗車してみると、乗降できない停留所が存在し上記とは異なり、かつ上下で異なる。
下り 大町二丁目→山王十字路(図中B)→山王三丁目(D)→長崎屋バスターミナル
上り 大町二丁目←山王十字路(A)←長崎屋バスターミナル
つまり、「旭北前」は上下とも無視。「山王三丁目」は上り(C)は無視。上り 大町二丁目←山王十字路(A)←長崎屋バスターミナル
一方、下りでは山王十字路(B)と山王三丁目(D)の両方で停車する。
改称前の下りの車内放送ではBでもDでも「次は山王十字路」と流れていた。一部車両に搭載されている、液晶ディスプレイの運賃表示器(レシップ製OBC-VISION)には、3つ先までのバス停名が表示される画面があるが、それでは「山王十字路」が1つしかないように表示(大町二丁目→山王十字路→長崎屋バスターミナル)され、Bの山王十字路通過後、Dの山王十字路の放送が流れても、画面が進まずに同じものが表示され続けていた。
各バス停の時刻表は、当然、それぞれから乗車できる路線のものだけが掲出されていた。見れば分かるわけではあるが、これ以外の場面では告知がないのだから、現地に来て初めて知る人もいるかもしれない。
まさに山王三丁目に所在する、秋田銀行本店や山王中学校辺りから、秋田駅方面へバスで向かいたい人は、Cのバス停からは乗車できないのだった。道幅が広く横断箇所も限られるため、山王三丁目から駅方向へのバス停は遠い。県庁第二庁舎前やAの山王十字路になってしまう。
近年は、多少親切になって、状況説明が加えられた。
2019年の山王十字路(C)
ここは新港線専用で、駅方面はAの山王十字路を使うよう案内している。広い道路を2度横断し、300メートルほど歩くことになる。
そして「乗る」人はまだしも、「降りる」人は…
ホームページの時刻表検索では、AとBは「山王十字路(竿燈大通り側)」、CとDは「山王十字路(新国道側)」と別名称扱いで登録され、検索結果は実態と合致していた。改称後は三丁目は変更され、大通り側はそのままカッコが残っている。
※羽後交通本荘線は、また違った扱い。後日。
南北方向の新港線では、
山王二丁目-山王三丁目(旧十字路)-旭北前-長崎屋バスターミナル
と、沿道のすべてのバス停に素直に停車する。※長崎屋とその前の路上の旭北錦町は、市営バス移管の関係で少々複雑なのだけど、別として。
これまで新港線には、市営バス時代から何度か乗っていたのに対し、長崎屋経由は10回も乗っていない。だからなじみが薄く、数年前まで、長崎屋経由も全部のバス停に停まると思いこんでいた。
事実を知った時は驚いた。そしてどこにも説明がなく、乗らないと分からないことが不親切に感じられた。
かつての「谷内佐渡」バス停と同じ、いやそれ以上の複雑さがある。
長崎屋経由駅行きが、Cを無視するのは、右折に備えた車線変更が厳しいという事情があるのだろう。
ならば、車庫行き下りもDを無視というのは、多少は需要があるだろうし、停車に支障はないからあんまりか。
じゃあ、Bの山王十字路は、県庁(と新国道)経由に任せて、長崎屋経由はBを通過扱いにすれば、上下で統一されてすっきりするけれど、Bの山王十字路での需要は多く、それだけの理由で通過させるのもまずいのだろう。
2019年の旭北前北行き側。次の山王十字路と同時刻
あと、名称からして不思議だった旭北前は、乗降も不思議な扱いなのは、かつて新港線が市営バス路線だった関係もあるのかもしれない。羽後交通にはそもそも旭北前がない。
2019年の旭北前南行き側。反対側にはない「上記のダイヤのみ停車いたします。」が加えられている
バス停の乗降扱いは現状のままとしても、「同名バス停が2つ続く」「上下や路線で乗降できないバス停があるのに、そのことが(現地以外では)明確に告知されていない」のが問題だと思っていた。
山王三丁目への改称で、前者は解消された。
後者の告知については、引き続き難がありそう。改称すら告知していないのだから。
全国的に、交差点に近いバス停では、道路形状や路線のルートの都合上、同名バス停が離れて複数存在することは珍しくはないと思う。
高知市の「はりまや交差点」周辺では、とさでん交通の路面電車は「はりまや橋」停留所が山王十字路同様に離れて分散設置される一方、同社のバス停は「はりまや橋」「北はりまや橋」「南はりまや橋」と、名称を区別した上で分散している。
ここも「山王十字路南」でも良かった気もする。直感的には三丁目より分かりやすい。
【26日追記】竿燈大通り側の名称を変えなかったのは、通る路線・本数が多いので、案内の手間や利用者の混乱が大きくなりかねず、あえて手を付けなかったのだと思う。
これにより、新港線は山王十字路バス停は通らなくなった。LEDの経由地表示には「山王十字路」があったはずだから、そこは変更されたはず。そのついでに「回送中」なども差し替えたのかな。
羽後交通では、現地で告知してくれたが、それには「定期券はそのまま使える」旨も説明があった。それを見て思い出した。山王十字路は、中央交通でも運賃境界だった。
山王十字路の運賃区間で乗降(区間の端)する定期券では、券面が「山王十字路/山王三丁目」みたいになるのだろうか。たしか柳原経由と牛島経由では「南高校/大野口」となっていたはず。まだゴム印を押す定期券だろうから、新しくハンコも作ったのかな。
羽後交通側の状況など後日。その前に市営バス時代の話。
※おそらくこれと同じタイミングで、「秋大糠塚官舎前」が「秋大糠塚宿舎前」に変更された。
羽後交通では秋田駅方面に向かうバスも山王三丁目に停車する故、車線変更に難儀する場面も多々あるのが現実です。
山王十字路Cだった時代、早々と真ん中車線に変更したドライバーがおり、山王十字路Cで降りようと降車ボタンを押した所、ドライバーから「お客さん、曲がってからのバス停で良いですか?」と聞かれ、山王十字路Aで降車した経験があります。
元々、羽後交通では県立体育館-秋田駅間はA・B、秋田駅-本荘営業所間はC・Dと山王十字路バス停を使い分けていました。
果たして、秋田駅方面行のバスで山王三丁目に停車し難い場合、山王十字路Aで降車させても法的に問題はないのかと疑問に感じます。
ただ、車内放送がCを指して1度しか流れないのならば、そこでない場所で降ろさせるのは、バス停でない場所で降ろすのと変わらないような気もします。
ところで、急行本荘線のほか、高速湯沢線も乗/降限定ではあるものの同様の扱いだと思っていました。
ところが、現在、羽後交通のホームページを見ると、高速湯沢線では、往復とも、山王三丁目、A、Bと、3度とも停車する旨が記載されていました。変わったのでしょうか。
一方で、急行本荘線については山王三丁目への更新すらされておらず、変わっていないようにも見えます。
高速湯沢線は中央交通と共同運行ですから、中央交通としては長崎屋経由と扱いが違うことにもなります。
続きの羽後交通版をアップしようと思っていましたが、複雑で混乱してしまい、後回しにすることにしました。
秋田中央交通では、上りの長崎屋・大川反車庫行きでは乗降扱いがあるのに対し、下りの秋田駅西口行き等では乗降せずスルーして、右折した先の次の「山王十字路」に停車しているんですが、攻めて下り側も設置場所を変えるなどの一工夫すれば、右折レーンに入る前に、本荘からの羽後交通担当、湯沢・横手方面からの高速湯沢線の降車と同じように、乗降扱いに対応できるかなと思いました。
但し、その前の新港線側の「旭北前」停留所とは、少し位置を遠くしなければならないのが、課題の一つです。
いっそ、新港線の旭北前は廃止してもいいと思います。
乗降客が道路横断できる場所も限られるので、バス停位置の検討には、その配慮も必要かもしれません。
新しい名称は、『相染入口』とかの方が、なんか地名的にもじっと来るのではないかと見ました。
それから、国道7号線沿いの「砂山」の停留所も、旧道側との差別を無くす為、こちらも停留所名を別の名称に変更した方が良いと思います。例えば、『光沼アリーナ入口』、『中谷地入口』とかがじっと来るのではないかと見ました。
後土崎ではありませんけど、広面御所野線での途中停留所である「横山下丁」も変更させた方が良いと思います。
嘗て存在していた横山経由の途中停留所だった「横山入口」「横山」が路線廃止と同時に消滅し、横金線側の「横山下丁」だけが残るのは何だかなと思いました。
攻めて、変えるとした場合、廃止された方の停留所名だった『横山入口』にした方が良いです。
臨海鉄道がなくなり、クルーズ船列車も当分はさそうで、現状としては休止同然ですが、土崎の踏切はいちおう現役なのです。将来は分かりませんが…
なるほど下丁があるのに、他がないのは不思議な状況。ただ、名称を変えるとすれば、それなりの混乱が生じ、周知と費用が必要になるもの。明らかに違ってしまったものでない限り、変えずにそのままにしておくことにも意味はあると考えます。
それから、一部のダイヤは、秋北バスの能代からの便に於ける大学病院に対抗し、羽後交通の本荘線は、土日祝日限定でセリオンまで延伸とします。
●急行本荘線
<途中停留所(経路変更後、秋田市内のみ)>
羽川入口、下浜駅前、長浜、大山、桂根海水浴場入口、大森山公園東入口、比内町、日吉神社前、新屋駅入口、西中学校前、美術大学前、卸町五丁目、卸センター前、イオン秋田中央店前、登町上丁、有楽町、五丁目橋、南大通り・中通病院前、市民市場前、秋田駅前(西口➉番)、木内前(本荘行は中通二丁目)、川反入口、大町二丁目、山王十字路、県庁前、八橋市民広場前、文化会館・八橋球場前、県立体育館前、(以降は土日祝のみ運行。)八橋田五郎、イサノ二丁目、高野二区・聖霊短大前、自衛隊入口、港中央二丁目、セリオン前
<時刻>
一部のダイヤに限り、新規ルート+駅経由後は県立体育館前、八橋の新道路、新国道を経由し、セリオンへ延伸する。
※新規ルートは、ダイヤ別設定での運行。
<現行ルートと新ルートに移行した場合の本荘線との停留所の比較>
茨島四丁目→卸町五丁目
茨島三丁目→卸センター前
ハローワーク秋田前→イオン秋田中央店前
むつみ町・川元開和町→登町上丁
長崎屋前→有楽町
山王三丁目→山王十字路
山王十字路・大町二丁目・川反入口(駅発の本荘行きのみ)→五丁目橋
中通二丁目(本荘発の駅行きのみ)→南大通り・中通病院前
これにより、大館及び能代から秋田へのお出かけと同じように、本荘から秋田へのお出かけも更に便利に快適なものになると思います。
今までの本荘線では、通った事の無かったコープあきた茨島店、秋田まるごと市場、ラウンド・ワン、イオン秋田中央店、有楽町、南大通り、中通総合病院、秋田市民市場、そして土崎のポートタワーセリオンとルートが大幅に拡大されると、更に利用者が増えそうな気がします。
つまり、新屋からは卸町、イオン秋田中央店、有楽町、南大通り、中通病院、市民市場、秋田駅、県庁、県立体育館、そしてセリオンと、秋田市内を通る羽後交通のバスのルートが一気に増えていく事でしょう。
管理者様及び皆様は、新しい急行本荘線の経路についてどう思いますか。
経路を変えて乗客が大きく増える確証があるのならまだしも、長崎屋を通らなくするという冒険はしないと思います。
また、セリオンまで延長するとなると、現行よりも1運行当たりの拘束時間が増え、乗務員と車両が多く必要になるでしょう。バス停設置、乗務員訓練なども必要。羽後交通にそれらをする余裕はないと思います。
羽後交通にとって、秋田市内はアウェイ。
急行秋田本荘線は、共同運行ではないこともあり、地場の中央交通への遠慮・配慮もあると思います。
羽後交通側の心情としても、中央交通の客を奪いかねない経路変更は、やりたがらないと思います。