秋田市川元開和町、「旭南一丁目」交差点の北西。新国道(秋田県道56号)のすぐ西を並走する市道の北方向の風景。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/70/29/0d29ff3906b337c3a72b1acd958d028e.jpg)
道路は直線ながらカクカクと少し角度が付き、その先に、紅白の鉄塔がそびえる。
山王五丁目にある東北電力 秋田支社(秋田支店とする情報もあるが、公式サイトでは支社)の建物の上から生えている、電波塔。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/48/54/71c7fa2feda98ad4f8e220c00c0f8e42.jpg)
道路の真ん中に、きれいな位置と向きで収まっていて、美しい。開和町から東北電力は650メートルほど。
マンホールカードやダムカードにならって、東北電力では2022年1月に「無線鉄塔カード」を配布していた(現状は不明)。「東北電力グループ70周年記念事業の一環として、電力保安通信におけるマイクロ波無線の役割についてのPRを目的に」エリア7県から1枚ずつ作っていて、秋田県はこの鉄塔。
カード記載の「無線鉄塔の諸元」によれば、
場所を変えて。東北電力のすぐそば、西(アキタパークホテル方向)へ200メートルほどの地点。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/43/f3/4b2f001a9c89a705f5df5f2e9ce83af6.jpg)
さらに場所を変えて、山王五丁目・川元松丘町・川元山下町の境目付近の御休通りの坂。東北電力から南西400メートル。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/0b/7e/462ca3d80bc6b89b18050cd1df6999f4.jpg)
上の2つの写真では、東北電力のアンテナの奥=東に、もう1本、紅白の鉄塔が見えている。
大町四丁目、赤れんが館通り(大町通り)にある、NTTドコモのビルから生えるもの(影についての過去の記事)。東北電力との距離は650メートル。
ここで、御休通りの坂の2018年6月撮影のGoogleマップストリートビュー。
3本?!
さらに奥(道路の先・ドン・キホーテ右)に、もう1本の紅白鉄塔が!
2022年に撤去された、中通四丁目のNTT東日本のビルから生えていたアンテナだった。
この3本の電波塔。ほぼ一直線に、しかもほぼ等間隔に並んでいるのでは?
地理院地図に加筆
赤い線の左が東北電力、右がNTT東日本。ドコモは赤い★の位置、「電波塔」の地図記号はなかった
東北電力とNTTを結ぶ直線の、ほんのわずかに北にズレた位置がドコモ。
距離は東北電力~NTTは1400メートル、ドコモ~NTTは750メートル。中間地点は、ドコモの裏(東)方向に少しズレた、川反通り付近、地形図で「旭川」の「川」の文字辺り。
そして、そもそもこの直線は、真西~真東のラインとほぼ一致する。
東京のタワーなんかの位置関係を「結界」に例えるなど、都市伝説や陰謀論めいた理由付けがされることがある。そういうのを信じるつもりはない。それぞれができた経緯を簡単にまとめる。
できた順番。NTT東日本(電電公社)は1971年頃時点ですでに存在。東北電力は、上記の通り1973年。ドコモビルは、2000年12月竣工。施工した錢高組のホームページには、アンテナがないビルの写真が掲載されているので、アンテナは少し後かもしれない。
さかのぼれば、NTT東日本一帯は陸軍の施設、東北電力は田んぼ?、ドコモは電電公社秋田電報電話局(余談だが北隣は秋田郵便局=現・秋田中央郵便局があった)。
各所有者が、それぞれの土地を取得した時期も経緯もまちまちということになりそう。意図的・計画的にこの位置関係になったのではなく、偶然ということでしょう。
【6日追記】だけど、江戸時代には武士の町と商人の町(内町と外町)の境であった旭川をはさんで、ほぼ等距離の位置に、1970年前後に2本の電波塔が建てられたということには、因縁めいたものを感じたくはないが感じてしまいそうになる。
冒頭の風景に話を戻すと、電波塔以外の構造物や建物であっても、道路の突き当たりなどにあるものは存在感があってランドマークとなっていたり、そう言えばあれって何だっけ? と思わされたりするものがある。そんなシリーズでいずれまた。→続きはドコモアンテナを中心に。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/70/29/0d29ff3906b337c3a72b1acd958d028e.jpg)
道路は直線ながらカクカクと少し角度が付き、その先に、紅白の鉄塔がそびえる。
山王五丁目にある東北電力 秋田支社(秋田支店とする情報もあるが、公式サイトでは支社)の建物の上から生えている、電波塔。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/48/54/71c7fa2feda98ad4f8e220c00c0f8e42.jpg)
道路の真ん中に、きれいな位置と向きで収まっていて、美しい。開和町から東北電力は650メートルほど。
マンホールカードやダムカードにならって、東北電力では2022年1月に「無線鉄塔カード」を配布していた(現状は不明)。「東北電力グループ70周年記念事業の一環として、電力保安通信におけるマイクロ波無線の役割についてのPRを目的に」エリア7県から1枚ずつ作っていて、秋田県はこの鉄塔。
カード記載の「無線鉄塔の諸元」によれば、
鉄塔形式:アングルトラス鉄塔
材質:SS41、SS55
リング数/アンテナ数:3/6
竣工年:1973年(ビルと同時竣工)
同じ東北電力でも、場所によって構造もデザインも違う。盛岡はライトアップされるとのこと。新潟と秋田は似ている。材質:SS41、SS55
リング数/アンテナ数:3/6
竣工年:1973年(ビルと同時竣工)
場所を変えて。東北電力のすぐそば、西(アキタパークホテル方向)へ200メートルほどの地点。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/43/f3/4b2f001a9c89a705f5df5f2e9ce83af6.jpg)
さらに場所を変えて、山王五丁目・川元松丘町・川元山下町の境目付近の御休通りの坂。東北電力から南西400メートル。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/0b/7e/462ca3d80bc6b89b18050cd1df6999f4.jpg)
上の2つの写真では、東北電力のアンテナの奥=東に、もう1本、紅白の鉄塔が見えている。
大町四丁目、赤れんが館通り(大町通り)にある、NTTドコモのビルから生えるもの(影についての過去の記事)。東北電力との距離は650メートル。
ここで、御休通りの坂の2018年6月撮影のGoogleマップストリートビュー。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/32/82/fc298b22cf3833fdec8aebd4c6f441a5.jpg)
さらに奥(道路の先・ドン・キホーテ右)に、もう1本の紅白鉄塔が!
2022年に撤去された、中通四丁目のNTT東日本のビルから生えていたアンテナだった。
この3本の電波塔。ほぼ一直線に、しかもほぼ等間隔に並んでいるのでは?
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/0c/69/f2c02d6f10a04582f2f9bc0a2a31851c.jpg)
赤い線の左が東北電力、右がNTT東日本。ドコモは赤い★の位置、「電波塔」の地図記号はなかった
東北電力とNTTを結ぶ直線の、ほんのわずかに北にズレた位置がドコモ。
距離は東北電力~NTTは1400メートル、ドコモ~NTTは750メートル。中間地点は、ドコモの裏(東)方向に少しズレた、川反通り付近、地形図で「旭川」の「川」の文字辺り。
そして、そもそもこの直線は、真西~真東のラインとほぼ一致する。
東京のタワーなんかの位置関係を「結界」に例えるなど、都市伝説や陰謀論めいた理由付けがされることがある。そういうのを信じるつもりはない。それぞれができた経緯を簡単にまとめる。
できた順番。NTT東日本(電電公社)は1971年頃時点ですでに存在。東北電力は、上記の通り1973年。ドコモビルは、2000年12月竣工。施工した錢高組のホームページには、アンテナがないビルの写真が掲載されているので、アンテナは少し後かもしれない。
さかのぼれば、NTT東日本一帯は陸軍の施設、東北電力は田んぼ?、ドコモは電電公社秋田電報電話局(余談だが北隣は秋田郵便局=現・秋田中央郵便局があった)。
各所有者が、それぞれの土地を取得した時期も経緯もまちまちということになりそう。意図的・計画的にこの位置関係になったのではなく、偶然ということでしょう。
【6日追記】だけど、江戸時代には武士の町と商人の町(内町と外町)の境であった旭川をはさんで、ほぼ等距離の位置に、1970年前後に2本の電波塔が建てられたということには、因縁めいたものを感じたくはないが感じてしまいそうになる。
冒頭の風景に話を戻すと、電波塔以外の構造物や建物であっても、道路の突き当たりなどにあるものは存在感があってランドマークとなっていたり、そう言えばあれって何だっけ? と思わされたりするものがある。そんなシリーズでいずれまた。→続きはドコモアンテナを中心に。
有名処の東京タワーとスカイツリーが重なる場所は色々あるみたいで
私が知ってるのは川崎市高津区久末の久末城法谷公園。
あと蟹ヶ谷や中原区の井田山辺りも綺麗に並びます。
ただどちらも住宅街なので川崎市としては余り宣伝して居ないみたいです。
あと都内ですと東横線自由が丘駅付近では東京タワーとスカイツリーが同じ高さで重なって見える場所もあるそうですがビルが出来てもうダメかも知れません。
重なるわけではないですが、北都銀行本店の南側の小路では、東にNTT、振り返れば西にドコモと見られたはずで、体験してみたかった。
東京のタワーは高く、関東平野は広大なので、ビルが多くても、それなりに重なって見える場所があるのでしょう。
残念ながら日本海側はテレ東は伝送しておらずTBSは受信できました。
当時も秋田ケーブルテレビではTBSが見れましたが確か山形県酒田市から転送されていてキー局とは少し違った内容だった記憶(曖昧ですが)がありNTT中継回線を利用してました。
中継回線は日テレのズームイン朝が始まる前になると数回線あるチャンネルがほぼ中継待ちで埋まり秒単位で中継先が切り替えられてました。
その後デジタル移行(スクランブルあり)→ファイバーとなり事実上受信できなくなりました。
懐かしい思い出です。
秋田ケーブルテレビは当初はテレビユー山形を再送信していました。セリオンにアンテナを設置して受信していたと聞いたおぼえがあります。季節によって受信状態が悪化するため、岩手放送(岩手で受信)に切り替えたのだとか。
素人には電話局のイメージしかない(電報の先行きも危ないようです)NTTとそのアンテナが、テレビにも欠かせない存在というのは、意外でした。
波長が短すぎるのでちょっと場所が違うと視られない回線もあったようでフジ系はどうやってもダメでした。
4GHz帯なのでアジアサッとなどCバンドを使う海外衛星テレビに混信妨害するので困った事がありました。
衛星回線ではSCC-B(スーパーバードB号機)で地方ケーブルテレビ局向けに試験配信していたtvkテレビ神奈川再送信がありまました。
スクランブルがか視られたのですね視られたのですね。
あとは米国のPAS-2(パンナムサット2)で在京のInter FMを聞いたり。
いずれもアナログ時代の古き思い出です。