🌸トッドの語る日本の天皇・女性・歴史(1)
☆日本の女性天皇の登場は、中国の父系文化の反発でもあった
⛳核家族が「最も原始的」
☆トッドは「家族類型」で家族を5つに分類する
☆トッドは「家族類型」で家族を5つに分類する
☆「絶対核家族」(英米を中心)
*子供は早くから親元を離れ、結婚すると独立した世帯を持つ
*遺産相続は親の意思による遺言で決定されることが多い
*親子関係は自由で、兄弟間の平等は重視されない
*親子関係は自由で、兄弟間の平等は重視されない
☆「平等主義核家族」(フランス・スペイン、イタリア)
*結婚すると独立するのは英米型と同じ
*相続は、子供たちの間で平等で、男女差別なく遺産を分け合う
☆「直系家族」(ドイツ・日本・韓国)
*長子が跡取りとなり、彼だけが結婚したとも父の家に住む
*長子が全て相続し、親子関係は権威主義的で兄弟間は不平等
☆「共同体家族」
*男の子供が全員、結婚後も親の家に住み続ける家族形態
*父親の下に兄弟の家族もみな同居する
*家族が1つの巨大な「共同体」となる
*相続は平等、親子関係は権威主義的
*ユーラシア大陸の中央部の広大なエリアに分布
*ユーラシア大陸の中央部の広大なエリアに分布
*「共同体家族」最も新しい家族体系
*核家族は「最も原始的」な家族体系
☆「外婚制共同体家族」(中国、 ロシア、北インド)
*イトコ婚を認めない
☆「内婚制共同体家族」(アラブ地域、トルコ、イランなど)
*イトコ婚を認める
⛳日本は「極東」ではなく「極西」
☆核家族の英米や直系家族の日本やドイツ
☆核家族の英米や直系家族の日本やドイツ
*ユーラシアの周縁に位置している為の家族システム
☆日本史とヨーロッパ史に類似点が多い
☆日本史とヨーロッパ史に類似点が多い
*日本の文字の採用は、7世紀でゲルマン圏の文明に近い
*日本で長子相続がはじまるのは鎌倉時代の半ば以降
(フランスで直系家族が現れるのが13世紀の終わり)
☆明治以降の日本が、西欧のキャッチアップに成功した要因
*もともとの並行関係があったからではないか
☆日本は「極東」ではなく「極西」だ
*日本は昔からヨーロッパだったのではと思えるとトッドは語る
☆日本の平安時代の朝廷はごく少数の例外
☆日本は、それ以外は野蛮な暴力的な社会だった
*平安時代の日本と同時期のヨーロッパのように野蛮な時代だった
☆日本・ヨーロッパ並行説は、平安期にも成立している
⛳直系家族と軍事組織
☆日本とヨーロッパの歴史の大きな違いは戦争の頻度
⛳直系家族と軍事組織
☆日本とヨーロッパの歴史の大きな違いは戦争の頻度
*ヨーロッパ地域は、絶え間なく紛争の地、暴力の地、衝突の地
*日本は外からの侵略も、内部での大量殺毅も経験していない
☆日本は非常に好戦的な国というイメージの国
*先の大戦、日露戦争の驚き、武士のイメージが重なりあった結果だ
☆日本の歴史を眺めると、日本は好戦的国家でない
☆日本とヨーロッパの類似性での仏教
*浄土真宗をはじめとする鎌倉新仏教
*プロテスタントの台頭に非常によく似ている
*それが、農民運動(一揆)につながる点も共通している
*それが、農民運動(一揆)につながる点も共通している
☆鎌倉時代、武士の家では長男には後を継がせて武士にする
*次男は高野山に上って僧侶になる
☆直系家族に多いパターン
☆直系家族に多いパターン
*武士の家以外でも、家を継がない次男、三男、軍人、聖職者になる
☆有名な『三銃士』の主人公ダルタニャン
*直系家族の地域フランスの南西部の出身
*その地域は勇猛果敢な武人を輩出することで知らている
☆日本は12世紀から近代に至るまで、軍事政権
*中国は武官よりも文官が上
☆直系家族的と軍事組織のあり方は関係がある
*結果として、近代日本が効率の良い軍隊を作り上げた
☆中国は共同体家族になる前直系家族の時代
*直系家族時代の中国、絶え間ない戦乱の時代でもあった
☆中国は、共同体家族になり、戦争能力の多くを喪失した
☆中国は、共同体家族になり、戦争能力の多くを喪失した
(敬称略)
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⛳出典、『老人支配国家日本の危機』
トッドの語る日本の天皇・女性・歴史(1)
(ネットより画像引用)