慶喜

心意気
「明日迄の命の気持ちで、人生を!」
「不老不死の気持ちで、知識の習得を!」

中欧が悲鳴「難民1千万人が来る」

2015年11月05日 | 新聞記事
EUは、戦後最大の危機に直面している

アフリカ大陸や中東からの難民の群れが。津波”のように流れ込み、減る様子がない
難民の取り扱いを最初の到着国に義務付けた「ダブリン規則」は有名無実と化した
難民が最初にたどりつくギリシヤとイタリアは素通りさせるだけ
ブルガリアとハンガリーは国内に入り込まないよう強硬な手段で追い返す
FACTA11月号参考&引用(内容充実しており、皆様にも購読お勧めします)












難民1千万人(ネットより引用)

イラクでの戦争&「アラブの春」後、難民増加の一途
数百キロの距離を徒歩で来た人々は、穏健で混乱も起きていない
大勢の若者や妊婦も多く、なんとか場所を見つけて出産する有り様です

暴利貪るブローカー
難民たちを一番苦しめているのは、不法に彼らを運搬し巨利を得ている密入国ブローカーです
浜辺に打ち上げられた幼児の遺体などは、難民から財産を収奪している連中の冷血が招いた最も悲惨な結末
難民キャンプを脱出してきており、眠ったり休んだり、携帯電話を充電したり身なりを整えたりする場所もない

サウジ、トルコなど冷淡 
難民たちは、受け入れ規制が比較的ゆるい、ドイツ、英国、オランダ、スウェーデンをめざす
受け入れに消極的なフランスやベルギーを避け、スペインやポルトガルにいくのは少数です

EU自体の難民政策も難しくなっている。
EU域内でシリアの偽造パスポートを所持している難民の中には、アルバニア人さえいる
難民に紛れこんだ過激派組織「イスラム国」(IS)のメンバーも居る
EU諸国の安全が脅かされるばかりか、欧州域内で生じた多数の難民の立場も危うくしている

「津波」のような難民流入は、欧州の経済基盤をも脅かしかねない
労働市場の活性化で経済成長が回復するという楽観論もあるが、難民が100万人で止まればの話
トルコとその周辺国だけでも400万人↑、シリア国内では1000万人↑の難民がいる
サウジアラビアをはじめ中東近隣諸国の冷たい態度、最近受け入れに厳しくなったトルコ
欧州は、政治・経済的にも精神的にも不安定化するだろう
 
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難民危機はメルケルにとり「神々の黄昏」の序曲?

2015年11月05日 | 新聞記事
「難民危機」メルケルにも逆風

ドイツの「超法規的」割り当てで、英仏や中東欧は「モラルの帝国主義」と不協和音
メルケル首相は、シリアなど扮争国からの難民がドイツで亡命を申請することを許可した
FACTA11月号参考&引用(内容充実しており、皆様にも購読お勧めします)










難民危機(ネットより引用)

EUの難民受け入れの基本原則は「ダブリン協定」です
ハンガリーに到着した難民は、同国で亡命を申請しなくてはならない
ハンガリー国で足止めを食っていた民がドイツで亡命申請すことを許した
毎日5千人から1万人の難がドイツに到着

メルケルの決定は米国やイスラエルなどで称賛された
メルケルは、この方針について他国と事前に協議しなかった
英国政府とフランス政府は、事前に協議しなかったことについて不満を強めている

植民地を抱えていた英国とフランスは移民問題で頭を悩ませてきた
ロンドンでは、移民の第二世代によるテロが新たな脅威となりつつある
英仏両国政府は難民受け入れに消極的です
難民危機は、英国のEU離脱を求める勢力や他国の極右政党にとって追い風になるかもしれない

EUは、比率で、難民受け入れを義務付けられる
ハンガリーやチェコなど中東欧の4力国は割り当てに反対している
ドイツなどが、反対国を多数決で押し切ったがEU内部の亀裂は覆うべくもない

ドイツ国内でも、メルケル首相に対する風当たりが強くなっている
世論調査によると、半分以上の国民が「難民急増に不安を抱いている」
移民反対の、キリスト教社会同盟の党首の支持率が、11ポイントも伸びた
国民の圧倒的な支持を受けてきたメルケルだが、庶民からの支持をも失う危険がある
「アサド大統領とも協議する必要がある」とのメルケルの発言にも、EUの危機感が如実に表れている
 
   
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