
☆宗教の説く教えは、定着する地域の風土と密接につながっている
☆逆にいえば、その地域の風土を知ることが、そこの宗教の理解へとつながる

☆キリスト教は、世界中に広まっている
☆それは、「自由(自分に由る)」という考え方が広く受け入れられたから
☆ユダヤ教やイスラム教は、一定の地域に限定されている理由
*2つの宗教が”砂漢の宗教”である
*砂漢の気候風土には、非常に厳しいものがある
*その中で生きるためには、1人のリーダーを立て、リーダーに忠実に従っていのが必要
*リーダーが2人になると、それぞれが別の道を歩み、集団は2つに分裂し死につながる
*戦闘のときには、集団が小さいということで、能力が低下してしまう
☆砂漠の地では、独裁的な指導者の存在を避けることができない
☆砂漠では、自由が制限される
☆イエスは自由を説き、キリスト教は”砂漠離れ”をした
☆こうした環境で、イスラム教がユダヤ教に近い形で、必然的に生まれた

☆仏教の興ったインドは、砂漠とは比べれば、非常に豊かな土地で、水も食物ある
☆そのようなところでは、イスラム教のような”命令型の”宗教は必要ない
☆釈迦は、「自灯明 法灯明(じとうみょう、ほうとうみょう)」という
*釈迦が死んだのちの闇のなかでともしびとするのはまず自分自身
*次に釈迦の法(教)をともしびとしなさいという意味
☆いきなり教えをともしびとせよといわないところに仏教の自由さがうかがえる
☆これも、インドの風土だったからこそだといえる


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キリスト教の世界的拡大の背景(ネットより画像引用)